昔の日本の単位について

昔の日本の単位は、尺貫法と呼ばれていますが、江戸時代には、何種類もの尺貫法が存在し
たそうです。明治時代になって、建設や距離の測定で使われる曲尺(かねじゃく)と着物の裁断
で使われる鯨尺(くじらじゃく)の2種類のみにまとめられたそうです。つまり、大工さんの1寸と
縫い子さんの1寸は同じ1寸でも、ちがう長さだったという訳ですね。だいたい、鯨尺=1.25*曲
尺だそうです。
ここでは、曲尺について記載しています。

●長さ・距離
1里(り)=36町(ちょう)=約4km
1町(ちょう)=60間(けん)=約110m
1間(けん)=6尺(しゃく)=約1.8m

1丈(じょう)=10尺(しゃく)=約3m
1尺(しゃく)=10寸(すん)=約30cm
1寸(すん)=10分(ぶ)=約3cm
1分(ぶ)=10厘(りん)=約3mm
1厘(りん)=10毛(もう)=約0.3mm

●重量
1貫(かんめ)=1000(匁)=約3.75kg
1匁(もんめ)=10分(分)=約3.75g
1分(ぶん)=10厘(りん)=約0.375g
1厘(りん)=10毛(もう)=約3.75mg

●体積・容量
1石(こく)=10斗(と)=180l(リットル)
1斗(と)=10升(しょう)=18l(リットル)
1升(しょう)=10合(ごう)=1.8l(リットル)
1合(ごう)=10勺(しゃく)=180ml

← いろいろな単位の換算に戻る
← 1インチは2.5cmじゃなかったっけ?に戻る


All Rights Reserved, Copyright (C) 2003-2004 あたしンちのおとうさん,おかあさん,ゆう,りな