小さい数の単位

1より小さい数の単位にもいろいろあります。

日本の数の単位 10の何
乗?
国際的な
単位
(SI接頭語)
どんな数?
※備考
単位 読み方 記号 読み
いち 0乗     1
-1乗 d デシ 0.1
※デシは、ラテン語の「十分の一」
りん -2乗 c セン
0.01
※センチは、ラテン語の百
もう -3乗 m ミリ 0.001
※ミリは、ラテン語の千
※毛は、け。
-4乗  
0.0001
※糸は、いと。
こつ -5乗  
0.00001
※忽は、たちまちの意味。
-6乗 μ マイ
クロ
0.000001
※マイクロは、ギリシャ語の「小さい」
※微は、わずかなの意味。
せん -7乗  
0.0000001
※繊は、繊維。
しゃ -8乗  
0.00000001
※沙は、水辺の砂。
じん -9乗 n ナノ 0.000000001
※ナノは、ラテン語の「小人」
※塵は、ちり。
あい -10乗  
0.0000000001
※埃は、ほこり。
びょう -11乗  
0.00000000001
※渺は、かすんでいること。
ばく -12乗 p ピコ 0.000000000001
※ピコは、ラテン語の「尖った先」
※漠は、ぼんやりしていること。
模糊 もこ -13乗  
0.0000000000001
※模糊は、あいまいなこと。 「模湖」 とも書く。
逡巡 しゅんじゅん -14乗  
0.00000000000001
※逡巡は、決断がつかないこと。
須臾 しゅゆ -15乗 f フェ
ムト
0.000000000000001
※フェムトは、スカンジナビア系言語の十五
※須臾は、しばらくの間。
瞬息 しゅんそく -16乗  
0.0000000000000001
※瞬息は、まばたきをし、息をする間。
弾指 だんし -17乗  
0.00000000000000001
※弾指は、指の爪の先を親指の腹にあてて、音を立てること。
刹那 せつな -18乗 a アト 0.000000000000000001
※アトは、スカンジナビア系言語の十八
※刹那は、短い時間。
六徳 りっとく -19乗  
0.0000000000000000001
※六徳は、知・仁・聖・義・忠・和。または、礼・仁・信・義・勇・知。
虚空 こくう -20乗  
0.00000000000000000001
※虚空は、一切が存在する空間。
清浄 せいじょう -21乗 z ゼプ
0.000000000000000000001
※ゼプトは、大きい数のゼプトに合わせたもの
※清浄は、煩悩や悪行が無く、心身が清らかであること。
    -24乗 y ヨクト 0.000000000000000000000001
※ユクトは、大きい数のユタに合わせたもの

虚空、清浄は、虚(10の-20乗)、空(10の-21乗)、清(10の-22乗)、浄(10の-23乗)と分ける説も
あるそうです。また、上記のように、0.1を「分」から開始する説と、0.1を「割」、0.01を「分」、0.001
を「厘」、以降1桁ずつずれて、「清浄」が10の-22乗という説もあるようですが、どうも、「割」と
いうのは、江戸時代以降に日本ローカル・ルールで割り込んできた単位らしく、本来は「分」が
0.1の単位だそうです。そう言えば、「五分五分」とゆーのは、「0.5、0.5(50%,50%)」の意味です
ね。でも、野球の打率では、3割3分3厘などというので、0.1を「割」とする案の方がしっくりきま
すね。
う〜ん、、、、

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