女子校という選択

女子校という選択 (日経プレミアシリーズ)
おおた としまさ
日本経済新聞出版社
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「女子校」という言葉からイメージされる学校と実際の女子校はかなり違う、ということは、娘を女子校に通わせていることでわかっておりました。
「女子校」のメリットとデメリット。この本を読んで、女子校には考えていた以上のメリットがあることがわかり、なんとなくほっとしたおとうさんです。
もっともメリットが大きいのは、共学だけど男女別学の東光学園のような学校?

私の場合は男女比が3:1くらいの高校で、10クラス中4クラスが男子クラス。私自身は高1のときは男女クラスでしたが、高2・高3は男子クラスでした。ということは、共学だけど別学の経験者ってこと?確かに男子クラスは女子の目を気にしないでバカをやれる楽しさがあったよな。。。

ちなみに息子が通っていた中学・高校も男女比が3:1くらいでしたが、男子クラスなどはなく、40人のクラスの中で約30人が男子、約10人が女子という構成でした。でも、学校にいくと、とてもそんな男女比とは思えないほど、女子が元気でした。もしかしたら、中高生くらいの年齢の場合、あれくらいの男女比がちょうど釣り合うのかもしれないなぁ。。。

なお、娘は現在、楽しくてたまらないというくらい高校生活を満喫しております。

~ もくじ ~

はじめに
第一章 減っていく女子校
第二章 女子校だからこそできる教育
第三章 女子校育ちという特性
第四章 人気女子進学校の素顔
第五章 大学系・公立・通信制の個性派女子校
第六章 才能も美しさも女子校で磨いた
第七章 女子校で21世紀をつくる女性になる
おわりに
参考文献

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

学校は社会に出るための準備をする場所ではある。しかし本来、学校がそのまま社会の縮図になってしまってはいけないのだ。学校には常に、現状の社会に対する批判的視点がなければならない。そうでなければ社会は変わらない。(P27)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

伝統とは外に向かって誇るものではないと思うのです。自己満足でいいのかもしれない。受け継ぎたいと思っている人が、静かに受け継いでいけばいい。受け継ぎたいという「願い」が継承されることが伝統なのじゃないかと思います。(P220)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(23504日)、、、
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book20131219
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