名画で読み解く ロマノフ家 12の物語

名画で読み解く ロマノフ家 12の物語 (光文社新書)
中野 京子
光文社 (2014-07-17)
売り上げランキング: 19,401

絵画でたどるロマノフ家の栄枯盛衰。
こうしてひとつの「家」をもとにたどると世界史もわかりやすい。
それにしても、兄弟姉妹、親子で殺し合うこのドロドロは凄まじい!!!
残酷さはロシアという土地柄なのか?
富と権力を手にすると人間ってこうなっちゃうのね、、、
同じシリーズのブルボン家やハプスブルク家の本も読みたくなりました。

~ もくじ ~

ロマノフ家系図(抄)
ロマノフ朝領土拡大図
前史
第1章 ワシーリー・スリコフ『フョードシヤ・モロゾワ』
第2章 シャルル・フォン・ステュイベン『ピョートル大帝の少年時代の逸話』
第3章 ニコライ・ゲー『ピョートルと息子』
第4章 カルル・ヴァン・ロー『エリザヴェータ女帝』
第5章 コンスタンチン・フラヴィツキー『皇女タラカーノヴァ』
第6章 ウィギリウス・エリクセン『エカテリーナ二世肖像』
第7章 ニコラ=トゥサン・シャルレ『ロシアからの撤退』
第8章 ジョージ・ドゥ『アレクサンドル一世』
第9章 イリヤ・レーピン『ヴォルガの舟曳き』
第10章 山下りん『ハリトリス 復活』
第11章 ボリス・クストーディエフ『皇帝ニコライ二世』
第12章 クロカーチェヴァ・エレーナ・ニカンドロヴナ『ラスプーチン』
あとがき
主要参考文献
年表(本書に関連した事項のみ)
本書で取り上げた画家(生年順)プロフィール

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

それぞれの王朝の終わりを見て思うに、つくづく人間は歴史に学ばない(学べない)のだなあということ。学んでいるつもりでも、いざ己れのこととなると、身近に迫る変化の気配すら感じなくなるのかもしれません(巨大恐竜が足元に目がゆかないように)。(P225)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2641日)、、、
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book20141004
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