ブッダをたずねて

ブッダをたずねて 仏教二五〇〇年の歴史 (集英社新書)
立川 武蔵
集英社 (2014-09-17)
売り上げランキング: 11,910

仏教と言っても千差万別。
ブッダの一生とその後のそれぞれの地域ごとの仏教の移り変わりをかるくおさらい、という感じ。
仏教に出てくるいろいろな仏や菩薩などのこともよくわかります。

それにしても、弟子に自分の遺体の供養にはかかわるなと言っていたブッダでしたが(供養そのものを禁止したわけではない)、葬式仏教と化してしまった日本の仏教は、ブッダの教えとはまったく異なるものになっているんだなぁ。。。

~ もくじ ~

第一章 ブッダの一生
第二章 ブッダの面影と新しい仏
第三章 アジアに広がった仏たち
第四章 日本に花開いた仏教
終 章 回帰するブッダ
あとがき

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

そもそも「世尊」は「ローカ・ナーカ」の訳語であり、「バガヴァーン」の訳語ではない。だが、中国や日本では「バガヴァーン」は世尊と訳されてきた。おそらく「婆伽梵」では響きが悪いと思われたのであろう。
問題の多い語だ。だが、バカボンのパパなら、言うだろう。「これでいいのだ」(P115)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2687日)、、、
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book20141119
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