名画は嘘をつく

名画は嘘をつく (ビジュアルだいわ文庫)
木村泰司
大和書房
売り上げランキング: 6,402

絵は見るものであって読むものではない、ということはわかっておりますが・・・
絵の中に秘められた嘘を知ることで、その絵が書かれた時の作者の立場や状況、心境、環境などが見えてきて、
それはそれで楽しい。

~ もくじ ~

はじめに 名画にはどんな「嘘」が秘められているのか
第1章 タイトルの嘘
    ~題名からは想像もできない絵の世界
第2章 モデルの嘘
    ~モデルは真実を語らない
第3章 景観の嘘
    ~名画家の頭の中の景色
第4章 王室の嘘
    ~尽き果てぬ虚栄心と自尊心
第5章 設定の嘘
    ~史実とは異なる「絵筆のアレンジ」
第6章 見栄の嘘
    ~栄光の輝きは飾り物か
第7章 画家の嘘
    ~巨匠にまつわる逸話は本当なのか
第8章 天界の嘘
    ~試行錯誤を重ねた「神々の具現化」
第9章 見方の嘘
    ~鑑賞者や批評家の思い違い
第10章 ジャンルの嘘
    ~肖像画?風景画?静物画?

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

絵画鑑賞はれないとよく似ています。一目惚れだけでは長続きしません。その人物の内面を知ることによって、愛情も深くなったり覚めたりもします。
また、相手をよく知ることによって、相手のつく嘘も見抜けるようになっていきます。もちろん、関係をよくするための「白い嘘」というものも存在します。そして、自分で勝手な想像をして勘違いをし、相手を嫌いになることもあります。(P5)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2755日)、、、
読んだ本   604冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 141900ページ(1日平均51ページ)

book20150126
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