1stガンダムのアニメ制作者でありマンガ家でもある安彦良和さんの原点を、ルポと自叙伝で探ります。
描きたいのはメカではなく人々。
戦いではなく、なぜ戦わなければならないのか。
~ もくじ ~
はじめに 安彦良和
本書の成りたちについて 斉藤光政
Ⅰ 冷戦の落とし子ガンダム
Ⅱ 北辺の地の少年
Ⅲ 弘前大学での”闘い”
Ⅳ 怒れる若者たち、その後
Ⅴ サブカルチャーの波
Ⅵ 世界をリアルに見る
あとがき 安彦良和
付録-安彦良和エッセイなど
~ なるほどな一文 ~
ただ一ついえることがあるとしたら、それはやりたいことをやり、自分がつくりたいものをつくるということではないのか。それが日本のものづくりの生命線であり、世界に通用する作品をつくる原点なのではないか(P227)
~ もう一つなるほどな一文 ~
冷戦の終わりごろから目立つんだけど、日本はもちろん世界レベルで政治が稚拙になっているような気がするんです。しろうとのへたな将棋のように一手先すら読んでいない(P255)
これで、、、2007年07月13日以降(3692日)、、、
読んだ本 826冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 198815ページ(1日平均53ページ)
atasinti – 読書メーター
学生運動で逮捕される経験を持っていても、「学生時代のあの闘争が私の原点です」などと声高に叫ぶじいさんたちとはまったく違うということがわかります。
しーゆー。