こうして歴史問題は捏造される

こうして歴史問題は捏造される (新潮新書)
有馬 哲夫
新潮社
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日本がどれだけ謝ろうが、どれだけお金を出そうが、中国と韓国の日本批判はやむことはありません。歴史的な事実がどうであるかは関係ないのです。「反日」こそが彼らの建国のイデオロギーなのだから。
そんな中国・韓国との付き合い方を日本も考えなければなりません。
さすがに20万人はいないし、日本軍による強制連行もなかったかもしれないけど、そうは言っても、朝鮮人従軍慰安婦が存在したのは事実だし、南京で30万人もの虐殺なんかはあり得ないけど、一部の日本軍人による暴走があったのは事実だし、頑なにそれは事実と違うと言い張るのも大人げないよなぁ、などと言っている場合じゃないのです。
国際社会に向けて、真実をきちんと主張しないと、中国・韓国の「ウソ」が歴史になってしまいかねません。

~ もくじ ~

序 章 歴史問題がなぜ終わらないのか
第一章 歴史論議とは反証可能でなければならない
第二章 「南京事件」「慰安婦問題」の論議を冷静に検討する
第三章 反証を無視すれば捏造になる
第四章 中国と韓国が反証不可能な論議をするのには理由がある
第五章 歴史修正主義とはなにか
第六章 歴史研究に右も左も国境もない
あとがき
謝辞

 
~ なるほどな一文 ~

多くの日本人は、戦争あるいは植民地支配で被害を与えたのは事実だからと中韓の人々に謝罪します。しかし、それでもまだ非難し、謝罪をモトメテキマス。シカモダンダンエスカレートしてくるので、このへんで、大抵は変だなと思います。しかし、ここまで来てもまだ、悪いことしたんだから謝ろうというお人よしの日本人がかなりいます。(P157)

 
~ もう一つなるほどな一文 ~

そもそも間違いを認めるというのは、グローバル・ルールではありません。間違っていても言い張る、それができなくなったら触れることを避ける、というのが国際的には普通の態度です。間違いを認めるということは、国際社会では弱さなのです。(P167)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(3752日)、、、
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atasinti – 読書メーター
 
 
この本一冊を読んだだけで、「なるほど真実はそうだったのか」と思ってはいけないということがこの本に書いてあります。
真実は一つ!
しーゆー。
 

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