「孤独」はつくって愉しむもの

 
山の中で社会との接続を全て断ち切ってひとり孤独に浸って暮らそうという話ではありません。
人は一人では生きていけないものです。でも、ほんの少し、1日に5分でも10分でも、全ての人との接触を断ち、テレビやインターネットなどの情報との接続も断ち、自分一人だけの時間をつくるといいというお話。
なるほど、それはいいかもしれません。
そしてその時間は、布団に入ってから眠りにつくまでの時間がいいとのこと。
私の場合は布団に入ったら数秒で眠りに入っているようなので、その手は使えそうにありません。
 
ところで、この本は首尾一貫していないところもあります。たとえば、みんなと同じことをしていても、誰も振り向いてくれないので、人と違うことをやって目立つ必要がある、そのためにはパワーが必要だということが書いてあったかと思えば、目立ったり有名になったりすると自由な時間がとれなくなるから目立たないようにしないと行けないと書いてあったりします。他の人とは異なることを誰にも知られずにひっそりとやるというのがこの方の勧める生き方なのかしら?
だとしたら、こんな本なんか書いてちゃまずいんじゃないの・・・
 
~ もくじ ~

はじめに――あなたの「生きる武器」となる、孤独のすすめ
1章 本当に大切なものは「ひとり」で見つける――シンプルに考え、シンプルに生きる
2章 人とは違う感性で勝負する――無理して他人に合わせない
3章 孤独を知る者だけにわかる「絆」がある――”心のガラクタ”を捨てた先に広がる、気持ちのいい人間関係
4章 ひとりで過ごす「平凡な毎日」こそ、実は一番重要――「自分は自分」「人は人」という賢い割り切り方
5章 人生を豊かにする「孤独力」――貴重な人生を浪費しないために
おわりに――行きづまったら「ひとり」になる

 
~ なるほどな一文 ~

「意欲」などといって、100パーセント歓迎すべきことであるように表現しても、欲は欲である。その程度が過ぎれば、すぐに「貪欲」になって、人からウ泊まれる結果になってしまう。(P125)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(4102日)、、、
読んだ本   929冊 (1日平均0.23冊)
読んだページ 223550ページ(1日平均54ページ)

atasinti – 読書メーター
 
 
読んでいてなんとなく気分がよくないのは・・・
この本を一言で表すと「自己満足」だから、そして、、、
読み手側からみると「上から目線」だから。
上から目線で自分の言いたいことを語って自己満足に浸っている、、、
しーゆー。
 

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