長期政権のあと


長期政権のあと (祥伝社新書) | 佐藤 優, 山口 二郎 | Amazon


佐藤 優さん, 山口 二郎さんのお二人が、憲政史上、最長となった安倍政権。なぜ、安倍政権は長期政権となったのか。そして、長期政権のあとにはどのような事態が出来するのか、過去の日本の長期政権や外国の長期政権と比較検討します。

~ もくじ ~

はじめにーー「コリント」技法と日本政治の分析(佐藤 優)
第一章 安倍政権の正体
第二章 長期政権が変えた世界
第三章 なぜ、自民党は強いのか
第四章 安倍政権後に訪れる国難
第五章 もはや先進国ではない
おわりにーーわれわれが選択を迫られた二つの道(山口 二郎)


~ なるほどな一文 ~

最近の自民党議員は、政策の勉強や選挙区を地道に回ることよりも、ツイッターなどSNSでのパフォーマンスを重視しているように、私には思えてなりません。(P168)


~ もう一つなるほどな一文 ~

実は、野党の人たちは本心では政権を取ろうと思っていないのではないか。自分たちが政権を担当しても、日本が抱えている人口減少や経済の停滞などの問題を解決できる自信がない。ましてや、コロナ禍の対応などはとてもとても――これが本音ではないでしょうか。




これで、、、2007年07月13日以降(4820日)、、、
読んだ本   1050冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 255426ページ(1日平均52ページ)

atasinti – 読書メーター


安倍さんが辞任を表明する前に書かれた本ですが、まるでそれを予測していたかのような内容もあります。
これからしばらくは混乱の時期なのかなぁ・・・
書かれているように、ダメという印象しかない民主党政権時代の顔だった方々にはみんな退いていただき、れいわ新選組の山本太郎さんを顔にして共産党も含めた野党がひとつにまとまるようなことでもあれば、面白いことが起きそうだけど、そんなことは望めそうにない。
しーゆー。

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