デジタル・ファシズム: 日本の資産と主権が消える (NHK出版新書 655) | 堤 未果 |Amazon
コロナ禍の裏で、デジタル改革という名のもとに恐るべき「売国ビジネス」が進んでいる。
アマゾン、グーグル、ファーウェイをはじめ米中巨大テック資本が、行政、金融、教育という、日本の“心臓部”を狙っている。
~ もくじ ~
プロローグ
第Ⅰ部 政府が狙われる
第1章 最高権力と利権の館「デジタル庁」
第2章 「スーパーシティ」の主権は誰に?
第3章 デジタル政府に必要なたった一つのこと
第Ⅱ部 マネーが狙われる
第4章 本当は怖いスマホ決済
第5章 熾烈なデジタルマネー戦争
第6章 お金の主権を手放すな
第Ⅲ部 教育が狙われる
第7章 グーグルが教室に来る!?
第8章 オンライン教育というドル箱
第9章 教科書のない学校
エピローグ
参考文献
~ なるほどな一文 ~
社会全体が待てなくなってきている。
スピードこそが価値を持つ世界の中で、私たちは「早くしないと置いていかれる」と急かされる。(P262)
~ もう一つなるほどな一文 ~
もし今、他に選択肢がないのなら、少なくともそれらを民主化する方向に進める必要がある。なぜなら今やGAFAが奪うのは単なる個人情報やプライバシーではない。
私たちが自分で自分の行動を決める「未来を選択する権利」だからだ。(P273)
これで、、、2007年07月13日以降(5221日)、、、
読んだ本 1136冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 277618ページ(1日平均53ページ)
新自由主義の行きつく先は格差が広がる悲惨な社会だ。
アメリカの失敗例があるのに、周回遅れの日本はなぜそこをめざそうとしているのか・・・
特に教育はやばい!
学校が自ら考えることを行えず、搾取されるだけの人をどんどん生み出していく場所になってしまう。
しーゆー。