ガンダムと日本人

ガンダムと日本人 (文春新書)
多根 清史
文藝春秋
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所謂ひとつの「ガンダム論」
少々こじつけすぎるきらいが。。。
欧米に反発した終戦前の日本とジオン公国を重ねてみたり、
高度経済成長で大きくなり官僚主義に陥った戦後の日本と地球連邦を重ねてみたり、
というところまではまだしも、
小沢一郎=シャア?
こうなってくると何言ってるのこのオッサンという感じに、、、
まぁ、それだけガンダムは奥が深いということですね。。。

~ もくじ ~

はじめに
第1章 ジオン公国と大東亜共栄圏
第2章 「ザク=零戦」「ガンダム=戦艦大和」か?
第3章 スペースコロニーと宇宙への夢
第4章 二人のシャア―富野由悠季と小沢一郎
おわりに
主要参考引用文献

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

最も恐ろしいのは、「自分のため」か「他者のため」か目的があやふやになり、歯止めがかからなくなることだ。「地獄への道は善意で敷き詰められている」(イギリスの文学者、サミュエル・ジョンソン=1709~84年=の言葉)というが、「悪」に対して人は反省できても、「善」の誘惑に勝つのは至難のわざだ。(P30)

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

巨大ロボットが人家のある街の中で戦えば、辺り一帯の建物は壊されるし、死傷者も出る。この世界では怪獣とのバトルは見せ物ではなく、民間も巻き込んだ「戦争」なのだ。(P225)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1716日)、、、
読んだ本   330冊 (1日平均0.19冊)
読んだページ 75271ページ (1日平均43ページ)

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