無国籍と複数国籍


無国籍と複数国籍 あなたは「ナニジン」ですか? (光文社新書) | 陳 天璽 | Amazon

自身も30年間無国籍だった著者による、無国籍および複数国籍の人の実例とその理由、それに伴う苦労について。

~ もくじ ~
プロローグ――「無国籍者」として生きてきた私
第1章 「国籍」ってなに?
第2章 国々のはざまに生きる華僑華人
第3章 生まれながらの複数国籍
第4章 国籍の剥奪
第5章 「無国籍ネットワーク」の発足、ドキュメンタリー番組
第6章 身近な問題
第7章 国家の矛盾
エピローグ――人類が向かうべき社会
あとがき
主要参考文献




これで、、、2007年07月13日以降(5481日)、、、
読んだ本   1179冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 289544ページ(1日平均52ページ)
1日の平均差数が0.21冊→0.22冊に増えた!

atasinti – 読書メーター



何年か前に蓮舫さんが日本と台湾の2重国籍であることが問題に挙げられたことがありましたが、政治的な問題で、日中国交回復後、日本が台湾を国として認めないため、台湾国籍の削除を受理しないことで、2重国籍になっている人が多くいるということを知りました。
また日本にも、思っていた以上に多くの無国籍者がいるということもわかりました。
国籍に関して日本は、へんに厳しすぎるのかもしれません。
アメリカ並みの緩さでもいいのかも・・・
一方で著者の家族の場合は、日本国籍を取ることが可能であったけれども自分たちで無国籍を選んだわけであり、どこにも登録できない無国籍の人とはちょっと違う気がしました。
このどこにも登録できない無国籍の人というのは、結局のところ、政治の犠牲者なのであり、政治によって解決できる、いや解決しなければいけない問題です。
しーゆー。

コメントを残す