文系と理系はなぜ分かれたのか


文系と理系はなぜ分かれたのか (星海社新書) | 隠岐 さや香 |Amazon

そもそも文系と理系というカテゴリーがいつどのようにして生まれたのか、西欧における近代諸学問の成立や、日本の近代化の過程にまで遡って確かめます。

~ もくじ ~
はじめに
第1章 文系と理系はいつどのように分かれたか? –欧米諸国の場合
第2章 日本の近代化と文系・理系
第3章 産業界と文系・理系
第4章 ジェンダーと文系・理系
第5章 研究の「学際化」と文系・理系
おわりに




これで、、、2007年07月13日以降(5488日)、、、
読んだ本   1180冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 289800ページ(1日平均52ページ)

atasinti – 読書メーター



研究現場での議論についてはよくわかりました。
しかし「大学入試」という観点が抜け落ちているようです。
今現在、文系に進むか理系に進むか、最初に判断を迫られるのは高校生です。
それは理系と文系で試験科目が異なるからです。
試験科目をどうするか、基本的には理系文系の括りではなくどれぞれの学部毎に、どのような人材に入学してほしいかに従って試験科目を決めることになるのでしょうが、受験対策をする高校や塾は対応が大変になりそうです。
そこらあたりもまた検討しないといけない事項と言えるでしょう。

ずっと前にも書きましたが、、、
私の通った高校では3年生から理系と文系に分かれましたが、私の場合はまったく迷うことなく理系に決定しました。
親しかった友人には文系へ進む者が多く、
「おまえ、なんで理系なんだよ?」
と言われましたが、
「暗記物の社会が2科目なんて考えられないよ」
と答えたところ、
「何言ってんだよ、難しいこと考えないでただ覚えればいいだけじゃないか」
と言われたのを覚えています。
その時に理系脳と文系脳というものがあるんじゃないかと思った次第です。

あの頃に比べるとはるかに複雑に絡み合う各学科。
教育現場は、今後、どうなっていくんでしょうね・・・
しーゆー。

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