スノウ・クラッシュ(上)


スノウ・クラッシュ〔新版〕 上 (ハヤカワ文庫 SF ス 12-11) | ニール・スティーヴンスン, 日暮 雅通 | Amazon

仮想の三次元空間を意味する「メタヴァース」という言葉、ならびにそのメタヴァース内で自分のかわりに動くアバターという概念を作り出したSF小説。

~ もくじ ~
スノウ・クラッシュ (1~30)


~ なるほどな一文 ~
だから、彼はいま、このユニットにはいない。彼がいるのはコンピューターが作り出した宇宙であり、ゴーグルに描かれた画像とイヤフォンに送り込まれた音声によって出現する世界。専門用語では”メタヴァース”と呼ばれる、想像上の場所だ。(P49)


~ もうひとつなるほどな一文 ~
「ちょっと待った、ジャニータ。はっきりさせてくれ。このスノウ・クラッシュってのは、ウイルスなのか、ドラッグなのか、それとも宗教なのか」
ジャニータは肩をすくめた。「違いがある?」(P375)



これで、、、2007年07月13日以降(5522日)、、、
読んだ本   1189冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 292551ページ(1日平均52ページ)

atasinti – 読書メーター



「メタヴァース」を理解するためにはまず、これを読む必要があるのではないか、と読みはじめた本。
なにしろ、世界で最初に「メタヴァース」という言葉が出てきた本なのだから。
しかし、すごいですね、これが書かれたのは1992年。
インターネットにつなぐのに電話回線にモデムをつないで「ピーヒョロヒョロ~」とやっていた時代にもうこんな世界観ができあがっていたとは!
ようやくこの小説の世界に、現実の世界が近づきつつある?
それはいいことなのか悪いことなのか・・・

メタヴァース内と現実世界を行ったり来たりする小説で、注意して読まないと「あれっこれは現実世界の話?それともメタヴァース内の話?」となってしまうので、ちょっと読むのが大変・・・
しかも宗教まで絡んできた。
でも頑張って下巻も読むぞ。
しーゆー。

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