メタバース進化論


メタバース進化論――仮想現実の荒野に芽吹く「解放」と「創造」の新世界 | バーチャル美少女ねむ | Amazon

バーチャルYouTuber(VTuber)として活動しており、いくつかの仮想現実(メタヴァース)の利用者でもある著者が、メタバースの現在と将来について熱く語ります。

~ もくじ ~
はじめに
第1章 メタバースとは
第2章 ソーシャルVRの世界
第3章 メタバースを支える技術
第4章 アイデンティティのコスプレ
第5章 コミュニケーションのコスプレ
第6章 経済のコスプレ
第7章 身体からの解放
おわりに
謝辞




これで、、、2007年07月13日以降(5528日)、、、
読んだ本   1191冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 293335ページ(1日平均53ページ)

atasinti – 読書メーター



前回はメタバースのひとつを運営している人の本を読んだので、今回は利用者の人の本を読んでみました。

~ マイ関連エントリー ~
本屋の中のメタバース (2022.8.16)
メタバース さよならアトムの時代 (2022.7.10)

さすがはメタバースの住人の話。
メタバースのことが、メタバースの現在が、とってもとってもよくわかります。

この本を読んで確信しました。
「メタバースの時代は来ない!」
もちろん、すたれはせず、コアな利用者やゲーマーなどの一部の方々によってさらなる盛り上がりはあるでしょう。
全身を包むスーツのような、触感を伝えるインタフェースができれば、エロ専門のメタバースが流行るかもしれません。
しかしながら、メタバースにログインしなければ生きていけない、というような状況にまでは広がらないと思います。
今のインターネットのように使わない人はいないというように、一般の人々にまで広がることはないと思います。
物理世界の生活が忙しい人、物理世界の生活が充実している人にとって、仮想世界にアバターになって入るメリットが感じられません。
仮想世界用のビジネスは別として、8割が少女の姿の世界でビジネスの話もないでしょう。

VRゴーグルは安くなれば普及すると思います。
でもそれを被って見たいものは仮想の世界ではなく、現実の世界ではないかと思います。
現実世界で試合が行われている競技場や演奏が行われているコンサート会場やフェスの会場です。
家に居ながらにして、競技場やコンサート会場、フェスの会場などにいるような経験ができればそれは素晴らしいと思いますし、旅行体験などもありでしょう。
ということで、個人的に、メタバースの時代は来ないと思いました。

ところで、話は本の内容からそれてしまいますが、今日たまたま下記のブログを読みました。

メタバースで無人対応を実現するAI音声対話アバター「AIアバター AOI」に顧客対応だけでは済まない可能性を感じた話 – ネタフル

Twitterでは、かなりの数のBOTがTweetしていますが、もしかしたら、数年後にはメタバース内はAIによるBOTだらけの世界だったりするかもしれない。
しーゆー。

コメントを残す