デマ・陰謀論・カルト


デマ・陰謀論・カルト (新潮新書) | 物江 潤 | Amazon

かつての怪しげな新興宗教と違い、実体を伴わないからこそ恐ろしい、ネット世界のデマ、陰謀論、カルトの脅威を徹底分析。

~ もくじ ~
はじめに
第1章 日本中に光の戦士がいっぱい ――スマホ教とは何か
第2章 誰でも気軽に神と繋がれる ――SNS時代のスピリチュアル
第3章 検索すればするほどデマを信じてしまう ――ネット社会の罠
第4章 スピリチュアルと陰謀論が出会うとき ――禁断の魅力を持つスマホ教
第5章 いつも心に「アンパンマン」を ――わたしたちができること
おわりに
参考文献一覧


~ なるほどな一文 ~
過疎化や共同体の崩壊という社会問題が、スマホ教にはまる高齢者を生んだという意味では、この問題は私たち一人ひとりとも無縁ではありません。深刻な問題が未解決のまま放置されているからこそ、スマホ教が甚大な副作用を含む処方箋を提供してしまったのです。(P38)


~ もう一つなるほどな一文 ~
スマホが賢いだけに、それを利用する私たちも賢さを持たないと、いつのまにかスマホの知性に人生を乗っ取られてしまいます。(P184)




これで、、、2007年07月13日以降(5632日)、、、
読んだ本   1218冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 302945ページ(1日平均53ページ)

atasinti – 読書メーター



点と点が繋がりそこに物語ができると人はそれにとびついてしまう。
そしてスマホが普及した今、それが起こりやすくなっている。
というところまではそれなりに分析されています。
そして、人は見たいものしか信じなくなってきている。
それはなぜか?
というところの分析が甘いように感じました。

このまま分断が進んでいくのでしょうか・・・
しーゆー。

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