バカと無知 (新潮新書) | 橘　玲 | Amazon

科学的知見から、「きれいごと社会」の残酷すぎる真実を解き明かす。

～　もくじ　～

まえがき　孤独な男がジョーカーに変貌するとき
PARTⅠ　正義は最大の娯楽である
PARTⅡ　バカと無知
PARTⅢ　やっかいな自尊心
PARTⅣ　「差別と偏見」の迷宮
PARTⅤ　すべての記憶は「偽物」である
付論１　PTSDをめぐる短い歴史
付論２　トラウマは原因なのか、それとも結果なのか？
あとがき

～　なるほどな一文　～

「バカの問題は自分がバカであることに気づかないことだ。なぜならバカだから」というのがダニング：クルーガー効果だ。1999年にこの研究が発表され大きな評判を呼んだのは、誰もが漠然と感じていたことを実験によって証明したからだろう。(P48)

～　もう一つなるほどな一文　～

脳はビデオカメラのように、起きたことを正確に記憶し、いつでも再生できるようにしているわけではない。脳にハードディスクが埋め込まれているのではなく、なんらかの刺激を受けたとき、そのつど記憶が新たに想起され、再構成される。(P257)

～　マイ関連エントリー　～
・もっと言ってはいけない　(2019.2.28)
・言ってはいけない 残酷すぎる真実　(2016.6.25)



これで、、、2007年07月13日以降(5681日)、、、
読んだ本　　　1229冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ　306937ページ(1日平均54ページ)

atasinti – 読書メーター



ネットで陰謀論が拡散されるのも、民主主義の限界が見えて社会が分断の道を突き進むのも、その理由がなんとなくわかった気がします。。。
しーゆー。