イラン人は面白すぎる!

イラン人は面白すぎる! (光文社新書)
エマミ・シュン・サラミ
光文社 (2012-04-17)
売り上げランキング: 1753

日本在住のイラン人の著者がイランという国について、イラン人について、そしてイスラム社会について、その真実の姿を教えてくれます。
イスラムのシーア派とスンニ派の違いについてもよくわかります。
私たちが、イランという国について、いかに誤解しているかということを痛感させられます。
それは、イランについて、テロとか戦争とか悪いニュースしか流さないマスメディアの影響が大きい。
イラン=アルカイダのような印象を持っている人も多いが、イラン人はむしろイスラム原理主義者からは敵対されているということも、その理由がよくわかります。
もちろん、この本はイラン寄りに書かれた本であることは確かですが、中東の親日国イランについて、我々日本人はもっと理解しないといけない。
もっとも、移住したいか、って言われたら、それはイヤですけどね(^^;

~ もくじ ~ 

前説(はじめに)
第一章 陽気なイスラム教
第二章 豚肉とラマダン
第三章 すべてはバザールと食卓にある
第四章 中東の恋愛不毛地帯
第五章 イランの罪と罰
第六章 学校という名の階層社会
第七章 アラブの中のイラン
エンディングトーク(おわりに)
参考文献

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

理解なき嫌悪は、すなわち差別である。(P8)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

男1「お前、この町で一番美しい娘と結婚するらしいじゃないか!」
男2「ああ、その話、結局やめることにしたんだ」
男1「なんてバカなっ!! 毎日美しくて若い娘とイチャイチャできるんだぞ」
男2「でも、そうなったら、今の女房とも仲良くしなきゃならないだろう」(P119)

 
 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1765日)、、、
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