グローバル経済に殺される韓国 打ち勝つ日本

グローバル経済に殺される韓国 打ち勝つ日本
三橋貴明
徳間書店
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日本再生に必要なのはデフレ脱却。
にもかかわらず、日本政府は消費税増税やTPP参加などそれと全く逆の政策を進めようとしている。
その結果日本国民は潤わず、潤うのはアメリカの一部金融業者などのグローバル資本のみである。
お隣の韓国はアメリカとのFTAを決めた。
その結果、アメリカの一部金融業者などのグローバル資本の植民地化してしまうのは目に見えている。
その行く末を見れば、TPPに参加した日本がどうなってしまうかがわかる。
日本企業はサムソンに習ってグローバル化しろなんてとんでもない!
サムソンがどれだけ利益を上げても、韓国国民にはその利益は廻らず、海外の投資家に吸い取られているのだ。
という、とてもわかりやすいお話。
なぜマスコミがサムソンは素晴らしい、サムソンに習ってグローバル化しろという論調で話をするのかもよくわかる。
結局、日本のマスコミはアメリカの一部金融業者などのグローバル資本の手下なのだ。

そう考えると次の選挙で誰を選ぶべきか。
民主党でないことは確か。
でも自民党も、小泉がグローバル資本の手下であり、その流れの安倍晋三が総裁になったってことで、対中対応以外ではあまり期待できない。
橋下の日本維新の会は、竹島は韓国と共同管理などと言ってる時点で論外。
やっぱり小沢一郎か?でも最近、あのオッサン、影薄いなぁ・・・

~ もくじ ~

はじめに
第1章 グローバル経済に殺される韓国
第2章 グローバル化で二度死んだ韓国
第3章 日本国民を欺き「韓国化」を進める者たち
第4章 日本に新自由主義はいらない
第5章 日本の「韓国化」を阻止せよ
おわりに

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

企業活動やビジネスはオリンピックでも何でもない。企業の存在価値は国民の需要を満たし、国民の所得水準の向上に貢献することであり、グローバルな投資家に巨額の配当金を支払うために、グローバル市場で勝ち抜くことではないのだ。(P127)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

事業性として地域独占、あるいは寡占化せざるをえない産業分野(公的サービス)についてまで、市場原理を導入するというのは、狂気の沙汰だ。(P173)

 
 
 
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