東京日記

東京日記1+2 卵一個ぶんのお祝い。/ほかに踊りを知らない。 (集英社文庫)
川上 弘美
集英社 (2018-06-21)
売り上げランキング: 88,005

作家の川上 弘美さんの日記風エッセイ、いやエッセイ風日記?
日常の中の何気ないささいな出来事が、こんなに素晴らしい文章で表現されるなんて、すごいなぁ・・・
そして読むとほっこりした気分になります。
すごいなぁ・・・

本の中のそこかしこに小さな小さな幸せがちりばめられています。
日常の中の小さな小さな幸せを感じとることができる人がホントに幸せな人生を歩めるのかもしれないなぁ。

ありがとうございます。
思わず感謝したくなるそんな本です。
 
~ もくじ ~

東京日記 卵一個ぶんのお祝い。
単行本あとがき
東京日記2 ほかに踊りを知らない。
単行本あとがき
解説  沼田真佑
文庫版あとがき

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(4025日)、、、
読んだ本   906冊 (1日平均0.23冊)
読んだページ 218387ページ(1日平均54ページ)

atasinti – 読書メーター
 
 
さて、、、
とっても素晴らしい本だったのに、読了後の気分が今一つすぐれないのは、あの「解説」のせいなのです。
とにかく読みずらい。
テンポよくポンポンポーンと心の中に飛び込んできて、そして幸せな気分にしてくれた川上さんの文章を読んだ後だから、なおさらのことなのかもしれませんが、あの「解説」のベトベトと身体の表面にまとわりつくような、気持ち悪い文章。
あぁ、この人には読む人のことは見えておらず、自分の文章に酔っているんだな。
俺の文章はなんて面白いんだ、ほれほれ読んでみな、どうだ、面白いだろ、面白いに決まっているんだよ、そんな声が聞こえてきたような気がして、気分が悪くなっちゃったんだな、きっと。

川上さんの短い「文庫版あとがき」でも、そんな私の嫌な気分を払拭することができないくらい、あの「解説」は強烈でした。。。

まぁ、私自身が大した文章を書けないくせに、人の文章のことをとやかく言えた身分じゃございませんが、、、
しーゆー。