疫病vs神


疫病vs神 (中公新書ラクレ) | 島田 裕巳 | Amazon


日本人はくり返し流行する疫病を神として祀ることで、その災厄から逃れようとしてきた。そこには、一神教の世界と異なり、多神教の日本だからこその疫神を祀るという行為がある。

~ もくじ ~

はじめに
第1章 医学はどれだけ流行病に無力だったのか
第2章 疫病神だった天照大神
第3章 疫病は仏教伝来のせいなのか
第4章 天然痘の大流行が東大寺の大仏を生んだ
第5章 祇園祭の起源は疫病退散
第6章 菅原道真を怨霊とした咳病はインフルエンザ
第7章 疫病が繰り返される末法の世が鎌倉新仏教を生んだ
第8章 なぜキリスト教の宣教師は日本に疫病をもたらさなかったのか
第9章 虎狼狸という妖怪の正体はコレラ
おわりに


~ なるほどな一文 ~

疫病がくり返されたかrこそ、日本人は神や仏を祀ってきた。逆に、疫病の流行がくり返されなかったとしたら、私たちは、神や仏を祀ることに意義を見出せなかったかもしれない。(P7)




これで、、、2007年07月13日以降(4821日)、、、
読んだ本   1051冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 255650ページ(1日平均53ページ)
\(^O^)/ 1日平均読書ページが1ページ増えた!

atasinti – 読書メーター


まだウイルスや細菌の存在がわからなかった頃の話なので、今の新型コロナウイルスCOVID-19禍に役に立つ話ではありません。
でも一神教の欧米人と多神教の日本人の考え方の違いは、今にも通じる話であり面白いです。
しかしながら、それは現在の新型コロナウイルスCOVID-19の被害の大きさが欧米とアジア・オセアニアで異なる説明にはなりません。オーストラリアやニュージーランドなど一神教の国もアジアと同様な状況なのですから。

それにしても、もともとは疫病退散のために始まった京都の祇園祭や博多の祇園山笠がコロナウイルスの影響で中止になってしまったというのは、なんとも感慨深い・・・
しーゆー。 

火曜日の写真

pluspora「#火曜ベンチ」 Instagram「#火曜ベンチ

2020.9.19撮影 横浜 反町公園


pluspora「#火曜階段」 Instagram「#火曜階段

2020.8.24撮影 横浜 中村三叉路付近


pluspora「#あっ火曜日」 Instagram「#あっ火曜日

2020.9.17撮影 横浜市港北区内


pluspora「#あっしたは水曜日」 Instagram「#あっしたは水曜日

2020.3.7撮影 横浜 赤レンガパーク
この写真は、Plusporaに「#水たまリフレクション」、Instagramに「#水たまリフレクション」というタグでも投稿しています。


~曜日タグについて~
Google+で花開いた曜日タグいう文化があり、誰かが決めた曜日に纏わるタグをつけてそのタグにあった写真を投稿しあうというもので、私も参加していましたが、残念ながらGoogle+は2019年4月2日に終わってしまいました。
というわけで、Google+の終了予定が発表された2018年10月10日以降は、plusporaにも曜日タグ付きで同じ写真を投稿しています。上記plusporaのリンクにてplusporaに投稿された同じタグの写真を見ることができます。私以外の人の投稿も含みます。
なお、現在もっとも多くの人が曜日タグ付きの投稿を行っているのはInstagramのようです。私もInstagramにも投稿しています。上記Instagramのリンクでは私以外の多くの方の同じ曜日タグ付きの投稿を見ることができます。
しーゆー。