成瀬は天下を取りにいく

IMG_20250715_190347
Amazon.co.jp: 成瀬は天下を取りにいく (新潮文庫 み 73-1) : 宮島未奈
「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」幼馴染の島崎みゆきにそう宣言したのは、中学二年生の成瀬あかり。閉店を間近に控える西武百貨店に毎日通い、ローカル番組の中継に映るといいだした…

~ もくじ ~
ありがとう西武大津店
膳所から来ました
階段は走らない
線がつながる
レッツゴーミシガン
ときめき江州音頭

大津ときめき紀行 ぜぜさんぽ

解説 森見登美彦




これで、、、2007年07月13日以降(6578日)、、、
読んだ本   1416冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 370661ページ(1日平均56ページ)
atasinti – 読書メーター



文庫になったので読んでみました。
面白かった。
爽快だった。
あんな中学・高校時代を過ごせたら楽しかっただろうなぁ・・・・・
しーゆー。

神様の本

IMG_20250714_215511
神様の本 (メディアワークス文庫) | 三上 延, 似鳥 航一, 紅玉 いづき, 近江 泉美, 杉井 光, 浅葉 なつ
現存する最古の日本語訳聖書を追い、その謎を紐解く古書店の女店主・栞子(三上延「ビブリア古書堂の事件手帖」)、「ゴッド オブ 、神様 団子」と言い残して倒れた青年と、あるミステリー作家(似鳥航一「下町和菓子 栗丸堂」)、パパ活中の女子大生と『人間失格』(紅玉いづき「カミサマは待ちぼうけ」)、落ちぶれた元人気作家が「本の神様」に導かれ、宮沢賢治の物語世界に迷い込み……(「深夜0時の司書見習い」)、天国にある出版社が聖書の矛盾を修正すべく神の監修のもと奔走(杉井光「ハレルヤ出版編集部」)、光源氏の最期を記したといわれる『源氏物語』幻の帖「雲隠」を求め、神と御用人の良彦が大奔走!(浅葉なつ「神様の御用人」)
温かくほろりと泣けて、時にユーモラスで大胆。豪華執筆陣が「神×本」というテーマで紡ぐ…

~ もくじ ~
ビブリア古書堂の事件手帖 ~約翰福音之伝~ 三上 延
下町和菓子 栗丸堂 ~神様 団子~ 似鳥 航一
カミサマは待ちぼうけ 紅玉いづき
深夜0時の司書見習い ~注文の多い図書館~ 近江 泉美
ハレルヤ出版編集部 杉井 光
神様の御用人 ~雲隠~ 浅葉なつ




これで、、、2007年07月13日以降(6577日)、、、
読んだ本   1415冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 370373ページ(1日平均56ページ)
atasinti – 読書メーター



6人の作家の「神様と本」がテーマのアンソロジー。
どれも面白かったです。
個人的には「神様の御用人」が一番面白かったかな。
こんな面白い神様の話は一神教を信じている人には絶対かけないお話。
八百万神の日本人ならではのお話かも。
日本人でよかったと思った夏の夜・・・
しーゆー。

リライブ

IMG_20250710_094951
Amazon.co.jp: リライブ (ハヤカワ文庫 JA ホ 1-4) : 法条遥 (著), usi (イラスト)
未来へ跳んだ夏、過去を変えた秋、時に挑んだ冬。
すべては君の、完璧な春のために――。

2013年春、転生し続ける女、国枝小霧(くにえださぎり)の結婚式に届いた一通の祝辞が、
物語の真実を語り出す――。

未来から来た少年・保彦を救うため、
中学二年の美雪が時を超えた1992年夏『リライト』。

予知能力を持つ千秋霞が、
息子が死ぬ未来を変えた1992年秋『リビジョン』。

タイムパトロールの少女・ホタルが、
ある書籍を持った少年と邂逅した1997年冬『リアクト』。

すべての出来事は、この完璧な春のために…

~ もくじ ~
プロローグ
1 四季
2 私記
3 死期
4 始期
5 色
6 指揮
7 式
エピローグ
時のエピローグ
四季のエピローグ
時と四季のエピローグ

あとがき
解説/佐々木敦

~ マイ関連ブログ ~
リアクト (2025.7.8)
リビジョン (2025.6.29)
リライト〔新版〕 (2025.6.20)



これで、、、2007年07月13日以降(6573日)、、、
読んだ本   1414冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 370037ページ(1日平均56ページ)
atasinti – 読書メーター



素敵な口絵がついていました。
IMG_20250710_095019
4作品全部読んで初めてわかる絵。

「リライト」はふむふむだったけど、、、
「リビジョン」で頭がグルグル、、、
「リライト」で頭がグルングルン、、、
そして「リライブ」では頭がどうなっちゃうんだろう・・・・
と思い、恐れてましたが、、、
すべてがまるっとおさまる解説編でした。
4作品あわせて1つの壮大な物語、読んでいて楽しかったです。
しーゆー。

リアクト

IMG_20250708_141812
Amazon.co.jp: リアクト (ハヤカワ文庫 JA ホ 1-3) : 法条 遥
1992年、N中学校2年4組の美雪は、未来からきたという保彦と出会う。
ある小説を探して一夏を過ごした彼は、300年後へ帰ったはずだった。
そして1992年秋、西暦3000年からきたタイムパトロールの少女ホタルは、
過去が見える能力者、坂口霞との遭遇をきっかけに岡部蛍の小説『リライト』に疑問を抱く。
作中で2年4組の同級会が開かれたという2002年に向かったホタルは、
恐るべき夏の真実に近づいてゆく…

~ もくじ ~
プロローグ1「桜井唯の手紙」
プロローグ2「保彦と蛍」
プロローグ3「遠き夏の日」
プロローグ4「リライト」
1「時を駆ける少女 1」
2「時を書ける少女 1」
3「時を欠ける少女 1」
4「時を賭ける少女 1」
5「時を駆ける少女 2」
6「時を書ける少女 2」
7「時を欠ける少女 2」
8「時を賭ける少女 2」
エピローグ1「大槻雪子の手紙」
エピローグ2「蛍と保彦」
エピローグ3「遠き秋の日」
エピローグ4「リアクト」

~ マイ関連ブログ ~
リビジョン (2025.6.29)
リライト〔新版〕 (2025.6.20)



これで、、、2007年07月13日以降(6571日)、、、
読んだ本   1413冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 369783ページ(1日平均56ページ)
\(^O^)/1日平均冊数が0.01冊増えた!
atasinti – 読書メーター



「リライト」シリーズの3作目。
タイムリープもの大好きなおとうさんですが、、、
「リライト」はふむふむだったけど、、、
「リビジョン」で頭がグルグル、、、
そしてこの「リライト」で頭がグルングルン、、、
次の「リライブ」ですべてが明らかになる?
ホントに?
しーゆー。

死神と天使の円舞曲

IMG_20250706_200234
死神と天使の円舞曲 (光文社文庫 ち 5-6) | 知念実希人
人間を未練から解放し「地縛霊化」を防ぐべくキュートな動物の姿を借りて地上に遣わされた死神、レオとクロ。
町で謎の人魂が目撃され、相次ぐ連続放火事件が発生する中、
クロは強い未練を持つ青年と出会い、レオはある女性の切ない思いを叶えようとする。
そして2匹の追う事件は重なり合い、ともに深い闇に挑むことに…

~ もくじ ~
プロローグ
第一章 黒猫と薔薇の折り紙
第二章 黄金の犬と天使の声
第三章 死神たちのダンス
エピローグ

~ マイ関連ブログ ~
黒猫の小夜曲 (2025.6.16)
優しい死神の飼い方 (2025.5.17)



これで、、、2007年07月13日以降(6569日)、、、
読んだ本   1412冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 369495ページ(1日平均56ページ)
atasinti – 読書メーター



知念実希人の「死神」シリーズの3作目。
イヌとネコは死神というより天使だったけど、3人目のカラスが登場。
しかし、なんでカラスなんかに・・・・
だから彼は・・・・
しーゆー。

レゾンデートルの誓い

IMG_20250703_110446
レゾンデートルの誓い (メディアワークス文庫) | 楪 一志
安楽死が合法化された未来の日本。安楽死を希望する者は人名幇助者〈アシスター〉との最低十回の面談が義務付けられていた。
神奈川県・江ノ島の〈ラストリゾート〉でアシスターとして働く東峰渚。かつて安楽死希望者だった彼女は、その経験があるからこそ寄り添える痛みがあると信じ、安楽死希望者たちと向き合っていく。
たとえそれが、人生で最も許せない人だとしても…

~ もくじ ~
「    」
プロローグ
夢から覚めた日
葉見ず、花見ず
泣いてない
エピローグ 書き下ろし短編 そして始まりの場所へ
あとがき


~ マイ関連ブログ ~
レゾンデートルの祈り (2025.6.24)



これで、、、2007年07月13日以降(6566日)、、、
読んだ本   1411冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 369135ページ(1日平均56ページ)
atasinti – 読書メーター



レゾンデートルシリーズ第2弾。
今回は前作で安楽死申請者だった女子高生がアシスターになってからの話。
前作以上に重たい話でしたが、面白かったです。
シリーズ第3弾は7月25日発売、楽しみ。
しーゆー。

リビジョン

IMG_20250629_134631
Amazon.co.jp: リビジョン (ハヤカワ文庫 JA ホ 1-2) : 法条 遥 (著), usi (イラスト)
時間にだって、抗ってみせる――
1992年秋、家の女性に代々受け継がれる手鏡を使って、未来を視ることができる千秋霞。
彼女はある日、生まれたばかりのひとり息子ヤスヒコが一週間後に亡くなるビジョンを視てしまう。
霞は手鏡の能力を利用して、息子が死ぬという「未来」の改竄に挑むが……
我が子のために手段を選ばない母親の狂気と、絶対的な時間のルールが交錯…

~ もくじ ~
プロローグ
1 現在①
2 未来①
3 過去①
4 現在②
5 過去②
6 未来②
7 現在③
8 秋夜叉
エピローグ

~ マイ関連ブログ ~
リライト〔新版〕 (2025.6.20)



これで、、、2007年07月13日以降(6562日)、、、
読んだ本   1410冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 368751ページ(1日平均56ページ)
atasinti – 読書メーター



「リライト」がとても面白かったのでそのシリーズ第2作目のこの本を読みました。
「リライト」はタイムリープものですが、「リビジョン」は鏡で未来を見る話。
鏡で見た未来を変えようとする主人公ですが、未来の私や過去の私が邪魔をする。
「リライト」で未来から来た少年の名は保彦、そしてこの本の主人公の名も保彦。
「リライト」の保彦と桜井さんもちらっと出てきます。
複雑に絡み合った世界、面白かったです。
次は「リアクト」、どんな話なんでしょう・・・
しーゆー。

夏と花火と私の死体

IMG_20250627_112001
夏と花火と私の死体 (集英社文庫) | 乙一
九歳の夏休み、私は殺されてしまったのです……。少女の死体をめぐる兄妹の暗黒の冒険…

~ もくじ ~
夏と花火と私の死体
優子

解説 小野不由美




これで、、、2007年07月13日以降(6560日)、、、
読んだ本   1409冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 368527ページ(1日平均56ページ)
atasinti – 読書メーター



これはホラー小説であり、2作品ともとても恐ろしい内容なのですが、ちっとも怖く感じずに読み進めていけます。
それは独特なこの作者の文体のせいなのかも。
そして最後に強烈な一撃が待っている!
16歳の時に描いた小説!?
この作者は天才かも・・・
しーゆー。

レゾンデートルの祈り

IMG_20250624_114033
レゾンデートルの祈り (メディアワークス文庫) | 楪 一志
安楽死が合法化された未来の日本。
安楽死を希望する者は人名幇助者〈アシスター〉との最低十回の面談が義務付けられていた。
新人アシスターの遠野眞白は、神奈川県・江ノ島の〈ラストリゾート〉で、死に救いを求める安楽死希望者と出会い、向き合っていく…

~ もくじ ~
「     」
プロローグ
星空と白い嘘
色彩づく世界へ
天秤
その時、彼は勇者になった
ゆびきり
エピローグ
書き下ろし短編 約束の花
あとがき




これで、、、2007年07月13日以降(6557日)、、、
読んだ本   1408冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 368303ページ(1日平均56ページ)
atasinti – 読書メーター



重たい内容だけど重たくない、美しいお話。
ここでの安楽死希望者は病に苦しむ人ばかりではない。
老若男女、生きることが苦しみでしかない人たち、生きることに価値を見出せなくなった人たち、、、
本当にそのような人たちがこの本のような対応で生きることを選べるようになるのかはちょっと疑問だけど、、、
続編が明日6月25日に発売?
さらにその続編が7月25日に発売?
読んでみたいです。
しーゆー。

リライト〔新版〕

IMG_20250620_204754
Amazon.co.jp: リライト〔新版〕 (ハヤカワ文庫JA) : 法条 遥
1992年夏、未来から来たという保彦と出会った静岡の中学2年生・美雪は、旧校舎崩壊事故から彼を救うため10年後へ跳んだ。2002年夏、作家となった美雪はその経験を元に小説を執筆する。彼と過ごした夏、時を超える薬、突然の別れ。しかしタイムリープ当日になっても10年前の自分は現れなかった…

~ もくじ ~
プロローグ
1 二〇〇二年①
2 一九九二年①
3 二〇〇二年②
4 一九九二年②
5 二〇〇二年③
6 一九九二年③
7 二〇〇二年④
8 一九九二年④
9 二〇〇二年⑤
10 一九九二年⑤
エピローグ

解説 佐々木敦
対談 上田誠×松井大悟




これで、、、2007年07月13日以降(6553日)、、、
読んだ本   1407冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 367919ページ(1日平均56ページ)
atasinti – 読書メーター



タイムリープもの大好きです。
「時をかける少女」のオマージュ作品のようですが、しかし、これはものすっごく複雑なタイムリープものでした。
章が変わると1人称が変わっていて、あれ?あれ?あれ?となります。
最後に、かなり強引な説明があってやっと納得。
史上最悪のパラドックス?
何しろ、最後の一文が、
待っ
そこで世界が消えた?

映画化もされているんですね。
少し内容が違うらしい。
映画を見るかどうかは思案中。

そして続編が3作、出ているんですね。
「リビジョン」「リアクト」「リライブ」
これは、近いうちに読みたいと思います。
しーゆー。