大人もぞっとする初版『グリム童話』

もともとグリム童話は子ども向けの童話ではなく、民間伝承の話をまとめたものだった。
それが版を重ねるたびに子ども向けに改訂されていた。
ということでその初版はどういうお話だったかという本。
当時の風習の解説もあり、その時代背景と共に読むと面白い。
もっとどきついかと思ったけど、思ったほどでは・・・

なお、今の子供たちにとっては、シンデレラも白雪姫もディズニーのそれに。。。

~ もくじ ~ 

まえがき
Ⅰ ヘンゼルとグレーテル
Ⅱ トゥルーデおばさん
Ⅲ 長靴をはいた猫
Ⅳ わがままな子ども
Ⅴ 灰かぶり(シンデレラ)
Ⅵ 千匹皮
Ⅶ 赤ずきん
Ⅷ ガチョウ番の娘
Ⅸ 兄と妹
参考文献

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セルフのページ)

メルヘンの男性主人公が放埓な人生を楽しんでいる一方、女性主人公たちは、現実社会における実現不可能な理想の人生を送らされる。童話の中とはいえ、彼女たちは、現実という束縛から逃れることができなかったのです。(P81)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1566日)、、、
読んだ本   290冊 (1日平均0.19冊)
読んだページ 65847ページ(1日平均42ページ)
\(^O^)/ 1日平均冊数が0.01冊と1日平均ページが1ページ増えた!

読書メーター – atasinti

宇宙のダークエネルギー

宇宙のダークエネルギー 「未知なる力」の謎を解く (光文社新書)
土居 守 松原 隆彦
光文社 (2011-09-16)
売り上げランキング: 2375

天体望遠鏡の進化とCCDの進化により、宇宙の観測は大きく進化。
宇宙は膨張していることが、それもその膨張は加速していることが観測された。
その宇宙の物質と物質の間には「ダークエネルギー」が存在し、そのダークエネルギーは宇宙が膨張しても薄まらない存在。
しかしそんなダークエネルギーは観測されたわけではない。
宇宙が加速しながら膨張しているという観測結果を現在の物理学で説明しようとするとそのようなダークエネルギーの存在が都合がよいということです。
なんとなく、そのもっていき方って、かって天動説が信じられていたころ、無理やりそれに合わせようと複雑な理論を組み合わせていたころにかぶります。
この本を読めば読むほど、現在の宇宙観は、未来の人からみれば、かっての天動説みたいなものかもしれない、
「昔の人は宇宙は膨張しているって考えてたんだぜ」
とか、
「昔の人は宇宙は一つって思ってたんだぜ」
などといわれるのかも、
という気が強くなっていきます。

宇宙は広いなぁ。。。

~ もくじ ~ 

プロローグ-宇宙の運命はダークエネルギーに握られている
第1部 ダークエネルギーの謎と物理学
 第1章 膨張する宇宙
 第2章 宇宙のタイムライン
 第3章 小さすぎる真空のエネルギー
 第4章 ダークエネルギーの正体をめぐる理論の混迷
第2部 ダークエネルギーの謎と天体観測
 第1章 天体の観測
 第2章 超新生を使ってダークエネルギーを測る
 第3章 様々なダークエネルギー測定方法
 第4章 ダークエネルギー観測の現状と展望
エピローグ-さらなる道の世界へ向かって
謝辞

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

物理の理論家にとっての数式は、音楽家や作曲家にとっての楽器です。楽器の演奏法を習得することは音楽家にとって音楽を表現する手段に過ぎません。表現するべき音楽が心の中になければ音楽家は立ち行きません。(P87)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

しかし、何か我々は宇宙の見方に根本的な見落としをしていることは確かなようです。(P249)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1565日)、、、
読んだ本   289冊 (1日平均0.18冊)
読んだページ 65550ページ(1日平均41ページ)

読書メーター – atasinti

南沙織がいたころ

南沙織がいたころ (朝日新書)
永井 良和
朝日新聞出版
売り上げランキング: 19442

大学の先生が書いた南沙織の本です。
ドラえもんを研究する大学の先生がいるんだから、南沙織を研究する大学の先生がいてもおかしくはない。でも残念ながら(?)そのような南沙織の研究報告ではありません(笑
南沙織ファンが語る熱い思いの本でもありません。
南沙織、あるいはシンシア・ポオリーさんについての暴露本でもありません。
一ファンが南沙織についてすでに公開されている情報を整理した、そんな本です。
ということで、ちょっと中途半端な南沙織本なのでした。

もっとも「17才」と聞くと南沙織さんの歌声よりも、森高千里さんの歌声とミニスカート姿の方が頭の中で響くおとうさんには十分な内容でしたが(笑

~ もくじ ~ 

序 章 沙織さんの歌声が聞こえる
第一章 「17才」まで 爆音のなかで
第二章 デビュー一年目 歓声をあびて
第三章 20才まえ 新しい音づくり
第四章 はたちをすぎて アイドル歌謡とニューミュージックのはざま
第五章 歌声に耳をかたむける
第六章 それぞれのサオリたちへ 産声とともに
第七章 国のちから、家族のきずな オキナワの声
あとがき
参考文献・資料一覧

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

彼女のデビューから四〇年たったいま、彼女の半生をかえりみると、沖縄が、本渡が求めるイメージ、たとえばそれは「癒しの島」という言葉で表現されますが、そういったお仕着せのイメージにあわせられなくなっていることと重なります。(P243)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

日本の総理大臣は「核抜き、本土並み」をうたった佐藤栄作首相も、「最低でも県外」を約束した鳩山由紀夫首相も、ウソをつきました。(P248)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1560日)、、、
読んだ本   288冊 (1日平均0.18冊)
読んだページ 65297ページ(1日平均41ページ)

読書メーター – atasinti

ふしぎなキリスト教

ふしぎなキリスト教 (講談社現代新書)
橋爪 大三郎 大澤 真幸
講談社
売り上げランキング: 1277

キリスト教とはどんな宗教なのか。
キリスト教徒はどんな考え方・生きたかをしている人たちなのか。
ということがよくわかる本。
いや、ちょっと違う、、、
キリスト教がわれわれ日本人にはなんでわかりにくいのか、
ということがよくわかる本。

なぜキリスト教圏から産業革命や資本主義が生まれたか、というあたりは中々面白い。
最後の方は哲学的でちょっと退屈。

~ もくじ ~ 

まえがき
第1部 一神教を理解する - 起源としてのユダヤ教
第2部 イエス・キリストとは何か
第3部 いかに「西洋」をつくったか
あとがき
文献案内

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

マルクス主義の資本主義批判を参考にすると、一神教の偶像崇拝批判がよくわかる。(P89)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

そして結婚にも介入した。結婚は本来、世俗のことがらで、キリスト教と関係なかったんですけども、教会は何百年もの長い時間をかけて、それを秘蹟(サクラメント)だということにした。教会が認める結婚が、正式な結婚になった。(P266)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1553日)、、、
読んだ本   287冊 (1日平均0.19冊)
読んだページ 65041ページ(1日平均41ページ)

読書メーター – atasinti

密室入門

密室入門 (メディアファクトリー新書)
有栖川有栖 安井俊夫
メディアファクトリー
売り上げランキング: 23853

ミステリー作家の有栖川有栖さんと建築家の安井俊夫さんが、密室をネタに対談。
楽しそうに対談してます。
中々面白いです。
ひとつ言えることは、この二人はほんとうにミステリーが好きなんだなぁってこと。

~ もくじ ~ 

ミステリ作家は、なぜ密室を書くのか? 有栖川有栖
第1章 密室とはいかなるものか
第2章 密室の分類
第3章 密室を建築から考える
第4章 作家が知りたい建築事情
第5章 ミステリと建築の密接な関係
第6章 密室の未来
「密室入門」的ブックガイド
素晴らしきミステリへの誘い 安井俊夫

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

「なぜ密室を書くのか?」
「そこに、それがないからだ」(P11)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

新しいシステムが生まれたら、同時に新しい盲点が生まれて、それを利用することができる。19世紀や20世紀にはあり得なかったトリックが、今後も生まれてくる可能性はあります。(P175)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1541日)、、、
読んだ本   286冊 (1日平均0.19冊)
読んだページ 64689ページ(1日平均41ページ)
1日平均ページが1ページ減っちゃった。。。

読書メーター – atasinti
 

「のび太」という生きかた

「のび太」という生きかた―頑張らない。無理しない。
横山 泰行
アスコム
売り上げランキング: 672

ドラえもん博士こと、富山大学の横山先生による「のび太」論。
はじめっからおしまいまで、のび太がいかにすばらしい人間かを力説。
「あばたもえくぼ」もココまで来るとすごいの一言。
横山先生はホントにドラえもんが好きなんだなぁ。。。

~ もくじ ~ 

はじめに
序 章 ドラえもんがいなかったら
第1章 ドラえもん社会は現代の縮図
第2章 失敗して、夢は叶う
第3章 夢の叶え方 まずは、心
第4章 夢の叶え方 のび太メソッド
第5章 叶う夢には、法則がある
第6章 「のび太なり」の努力で十分
第7章 ドラえもんは、あなたにもいる
終 章 「ドラえもん」からのメッセージ
あとがき

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

妬みは強烈なマイナスのエネルギーとなって、他人ばかりでなく自分自身の心身をも蝕むものです。

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

夢を描けるということは、生活の活力水準が安定し、精神的な若さが保たれ、心のゆとりがあり、物事に集中できている証です。逆に言えば、夢を持てないということは、活力やゆとりを失っていると考えられます。

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1533日)、、、
読んだ本   285冊 (1日平均0.19冊)
読んだページ 64499ページ(1日平均42ページ)

読書メーター – atasinti

子どもの最貧国・日本

子どもの最貧国・日本 (光文社新書)
山野良一
光文社
売り上げランキング: 60255

日本という国は意外にも貧困な子どもの割合が大きい国。
他の国で子どもが貧困に喘いでいる場合は、多くは働いていないひとり親家庭の場合なのだけど、日本の場合のみ特殊で、働いているひとり親の割合が大きい。
それもこれも、小泉政権が推し進めたアメリカ化の政策による格差拡大の影響がお大きい?
それだけではないにしろ、日本の政策は、貧困に喘ぐ子どもにとって良くない方向にばかり向かっている。

もっとも、この手の数値データを多用している場合は、注意も必要。
自分が持って行きたい結論に都合のよいデータだけを集めている可能性もある。
貧困の定義もちょっと疑問。あの定義だと国によって貧困の程度が異なることにならないだろうか???
そういえば、「喫煙者は年々減っている。一方で肺がん患者は年々増加している。なので、タバコを吸えば肺がんを減らせる」という理論をぶち上げている人がいたなぁ。。

~ もくじ ~ 

はじめに
Ⅰ 概論
 1章 貧困化の著しい日本の子どもたち
 2章 なぜ子どもたちは貧困に陥ったのか?
Ⅱ 現実
 3章 学力格差と児童虐待
 4章 脳・身体・こころへの影響
 5章 貧困が子どもたちを蝕むプロセス
Ⅲ 対策
 6章 生活保護と児童養護施設はいま?
 7章 各国の貧困対策に学ぶ
参考文献
あとがき

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

日本では、子どもの貧困をめぐる問題は、長い間まったく語られなくなっています。厚生労働省も、65年以降、貧困に関わる公的な測定そのもの(子どもの貧困に関わるものを含めて)をやめており、現代に至っても子どもたちの貧困問題を真剣に受け止めようとはしていません。(P38)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

日本には、子どもたちの貧困を防ぎ、その発達への影響を防ぐためのすばらしい制度があるのに、残念ながら運用上の問題があって、子どもたちの貧困を防ぐことができていないだけなのかもしれません。(P224)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1527日)、、、
読んだ本   284冊 (1日平均0.19冊)
読んだページ 64322ページ(1日平均42ページ)

読書メーター – atasinti
 

首都圏大震災 その予測と減災

首都圏大震災 その予測と減災 (講談社プラスアルファ新書)
角田 史雄
講談社
売り上げランキング: 482398

地震と噴火は深い関係があり、地価の熱エネルギーの流れによって、移動する。
したがって、フィリピンやインドネシアで起こる噴火や地震は、けっして他人事ではなく、その熱エネルギーが地下の熱流に沿って移動し、数年後に日本にやってくる。
次は2013年と2017年?
((((;゚Д゚))

~ もくじ ~ 

はじめに
第1章 超巨大地震が起こるまでと、これからの地震活動
第2章 首都圏で地震が多く発生するところ
第3章 地震の揺れとその震害
第4章 首都圏での震害予想
第5章 わが家の地震減災を考える
おわりに
引用文献
参考文献

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

地震の来る気配がわかるようになったとしても、揺れ方、建物や地盤の違い、街や人の動きなど、そのときどきの状況はつねに異なります。それゆえ「どういう被害になるか」の予想も大事です。(P104)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

揺れがやや弱まり、多くの生徒が我に返るときからが、パニックが発生しやすい時間帯です。(P201)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1517日)、、、
読んだ本   283冊 (1日平均0.19冊)
読んだページ 64042ページ(1日平均42ページ)

残念ながら「読書メーター」でのこの本のデータがちゃんと表示されていません。

アマゾンの方はちゃんと表示されていますので、読書メーター側の問題と思います。
以前は「更新」ボタンがあって、それを押すと読み込み直してくれていましたが、その「更新」ボタンも見当たりません。
ということで、グラフはお預け。(>_<) 一応、読書メーターに不具合報告しておきました。 ~ 2011.09.07 追記 ~
「読書メーター」にこの本のデータが反映されました。

ということで、この本を読んだ本に登録。

読書メーター – atasinti

「規制」を変えれば電気も足りる

「規制」を変えれば電気も足りる (小学館101新書)
原 英史
小学館
売り上げランキング: 3419

これはほんの一例にすぎないのであろう。
日本の国はおかしな規制だらけ。
そのほとんどは、国民のための規制ではなく、お役人の既得権益を守るための規制。しかも実に巧妙に仕組まれてます。

~ もくじ ~ 

はじめに―「おバカ規則」とは何か?
第Ⅰ部 初級編 日常生活に潜む「規制」
 第1章 なぜ学校の階段には必ず「踊り場」があるのか?
 第2章 それでもダメ教師はクビにならない!
 第3章 理髪店がどこでも「月曜定休」の理由
 第4章 なぜ日本のビールをアメリカで買ったほうが安いのか?
 第5章 「ひやむぎ」と「そうめん」の境目は超厳密だった!
 第6章 なぜ日本の電気料金はアメリカの2倍なのか?
第Ⅱ部 中級編 ビジネスの邪魔をする「規制」
 第7章 なぜケイン・コスギはピンチの後にリポビタンDを飲むのか?
 第8章 なぜ運転免許は5年で更新しなければならないのか?
 第9章 格安タクシーがデフレなのに値上げを強制されている
 第10章 ラブホテルとビジネスホテルの境界線はどこにある?
 第11章 なぜ風邪薬はコンビニで買えないのか?
 第12章 結論の半分が「検討する」・・・蓮舫サン、やる気あったんですか?
第Ⅲ部 上級編 世の中を支配する「規制」
 第13章 投票日前に有名政治家とのツーショットポスターが増える理由
 第14章 なぜ派遣社員が「電話に出るな」と指示されているのか?
 第15章 借金の上限金利は明治時代から変わっていない
 第16章 なぜスーパーの売り場のきゅうりは「真っすぐ」なのか?
 最終章 「規制の作り手たち」にまつわる規制
おわりに

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

農産物に関する様々な規制を見ていくと、消費者に「おいしい作物」を提供するよりも、役所や農協にとっての”おいしい既得権”を守ることが優先されていることがよくわかる。その規制が、農業の真の再生を阻んでいる。(P170)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

これまでの日本では、政策を何も語らない人が選挙に当選して議員になり、議員になったら政策は役人任せで政争に明け暮れる、なんてことが平気で許されていた。許してきたのは、国民だ。それでいながら、たまに政治家や役人の所業にケチをつけ「ケシカラン」と批判しても、物事は改善しない。(P188)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1510日)、、、
読んだ本   282冊 (1日平均0.19冊)
読んだページ 63818ページ(1日平均42ページ)

読書メーター – atasinti
 

官僚の責任

官僚の責任 (PHP新書)
官僚の責任 (PHP新書)

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古賀 茂明
PHP研究所
売り上げランキング: 60

「官僚」というものがよーくわかります。
元経済産業省の官僚だった著者が、官僚とはどういう人たちか、何を考えているのか、なんでそうなってしまったのか、ということをわかりやすく説明してくれます。
まぁ、半分は自分が推し進めようとした改革の自慢と、麻生内閣でやっと実ろうとしたその改革を逆行どころか元の状況よりもさらに悪い状況に戻してしまったダメダメ民主党に対する怒りと苛立ちだったりしますが。。。
かなり辛口ですが、ズバズバっという語り口は読んでいて気持ち良かったりします。

~ もくじ ~ 

はじめに
第1章 「政治主導」が招いた未曾有の危機
第2章 官僚たちよ、いいかげんにしろ
第3章 官僚はなぜ堕落するのか
第4章 待ったなしの公務員制度改革
第5章 バラマキはやめ、増税ではなく成長に命を賭けよ
おわりに
あとがきを書き終えたあとで

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

しかし、組織というものは、異質なものどうしがぶつかりあい、化学反応を起こすことで大きな力を生みだしていくものだ。同質の者が集まっていては異質な発想は生まれず、したがって、あらかじめ想定できる程度の成果しか期待できない。そういう組織は確実に手痛いする。(P128)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

いくら高い技術力と勤勉な労働力があろうと、経営者に経営能力が欠けていれば宝の持ち腐れになるということである。(P195)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1507日)、、、
読んだ本   281冊 (1日平均0.19冊)
読んだページ 63626ページ(1日平均42ページ)

読書メーター – atasinti