Javaに任意のコード実行につながる深刻な脆弱性が存在するため、Java プラグインを無効にして Java アプレットが実行されないようにしましょう、というニュースが流れており、今朝の読売新聞の1面にも掲載されていましたが、このJavaの無効化の設定箇所って、ブラウザによっては、結構わかりにくいところに隠れているので、以下に記載しておきます。
(Windowsの場合のみですが)
なお、今回下記ブログを参考にさせていただきました。
ありがとうございます。
脆弱性が見つかったときなどに:各ブラウザのJavaを無効化する方法(Chrome / Firefox / Internet Explorer / Opera) | 情報科学屋さんを目指す人のメモ
■Firefoxの場合
ツール(T) → アドオン(A) → プラグイン を開いて、Java(TM) Platform の右の「無効化」ボタンをクリック

(画像をクリックすると拡大画像を表示します。)
関連サイト:Java アプレットを無効にするには | Firefox ヘルプ
■Internet Explorerの場合
設定 → インターネットオプション → プログラム → アドオンの管理 → ツールバーと拡張機能 を開いて、Java(TM) Plug-In で始まる項目を全て選択し、右下の「すべて無効(B)」ボタンをクリック

(画像をクリックすると拡大画像を表示します。)
※なお、上記ブログによると、「Ineternet Explorer8 + Windows7」の場合、無効化の設定を行っても自動的にJavaを実行できてしまうらしいので、Windows7でInternet Explorer8の場合は、Internet Explorer9にアップデートした上で、Javaの無効化を行う必要があるようです。
■Chromeの場合
アドレスバーに「chrome://plugins」と入力してEnterを押して表示されるページにある、「Java」という項目の「無効にする」をクリック

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■Operaの場合
アドレスバーに「opera:plugins」と入力してEnterを押して表示されるページの「Java(TM) Platform」の右にある「無効にする」をクリック

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■Safariの場合
設定 → セキュリティ を開いて「Javaを有効にする」のチェックをはずす。

(画像をクリックすると拡大画像を表示します。)
なお、Windows版のSafariについては、Safari自体の虚弱性の修正が行われていないので、使用を中止するようにとの話もあったので、他のブラウザを使った方がよいと思われます。(My関連エントリー: Windows版Safariは使用中止を?)
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関連サイト
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