おしゃべり　りなちゃん　その４

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おしゃべり　りなちゃん　その４

りなちゃん４さいはとってもおしゃべり。。。。

朝、テレビばっかりみてないで、早くごはん食べなさいい、早くお着替えしなさい、早く歯磨きしなさい、・・・と毎日、言われているりなちゃんとおにいちゃんのゆうくんですが、ある朝、
自分から、"ねぇ、りな、おきがえとまっちゃうから、テレビけして～"

お部屋の中に、おやつを食べたあとのごみが落ちてたので、
"これ、だれだぁ、りなちゃん？"て聞くと、
"おばけだよ、おばけ。みんなが寝てる間にぽいってすてたんだよ、おばけが。"

外を歩いていたら、ぶ～んとちいいさな虫がりなちゃんのお顔の前を横切ってきました。
"りな、むし、こわーい。むしって、ぱーんとやると、死んでなくなっちゃうんだよね。
　□□ちゃんってね、すごいよ、むし、ぱーんってできるんだよ。
　きんぎょさんも死んじゃったよね。死んでいなくなっちゃたよね。むしと同じ。
でも、なーんにも　してないのに、きんぎょさん、どうして死んじゃったのかなぁ、
だめだよねぇ、なーんにもしてない
　のに、死んでいなくなっちゃたら。りながばいばいした、どじょうさんは元気かなぁ。
　たんぽぽぐみにもどじょうさんいるのよ。たまちゃんって名前なの。"

りなちゃんにとっては、すっごい物知りのおにいちゃんのゆうくん。
"おにいちゃん、すごーい、はかせ、はかせぇ。"
そして、話はかわって、
"先生ねぇ、◇◇くんのこと、はかせくんだって。"
"◇◇くん、なんのはかせなのかぁ？"と聞くと、
"う～んとねぇ、しんかんせん！"

別の日、
"やっぱり、おにいちゃんってはかせだ～"
"そう言ってくれるの、りなちゃんだけだよね。ゆうくんもうれしいって"と言うと、
"でも、おにいちゃん、笑ってなかったよ。"

たなばたの短冊に自分で書いたのは、
"△△ちゃんとずっといっしょ。おねがい、ゆうくんもなかよく"
そして、
"ゆうくん、りながあかちゃんの時は親切だったんだよね。今はいじわるゆうくんだから、
　なかよしになってほしいんだもん"
"りなちゃん、赤ちゃんの時はなにも言わなかったけど、今は、ゆうくんにいろいろ言うからじゃない？"
と言うと、黙ってわらってたりなちゃんでした。

ママに何か言っても聞いてもらえないときに、
"ねぇ、まま、りなのお世話してるぅ？"

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