January 29, 2004
2:8の法則
[ News]
モバイルジャーナリスト/コンサルタントの三田隆治さんのコラム「ケータイビジネスにおける「2:8の法則」」より、
まず、2:8の法則とは、
「パレートの法則」という言葉を知っていますか?「2:8の法則」といえばご存知の方も多いでしょう。これはイタリアの経済学者パレートが提唱した理論で、「上位2割の高額所得者が社会全体所得の8割を占める」というものですが、現代ではマーケティング分野にも応用されています。たとえば、人気のある上位2割の商品やサービスが総売上の8割を上げる、顧客の2割が売上の8割を稼ぎ出す、従業員100人の会社があったら、実際に組織に貢献しているのは20人程度……などなどです。
う〜ん、私は何をとっても8の方だなぁ。。。。
そんなことはどうでもよくって、ケータイビジネスの話です。ドコモのFOMAの新しい携帯900iの宣伝は、どうもゲームアプリの話が多いなぁ、と思ってましたが、、
ゲームに興味がない人から見れば、「どうしてドコモは、所詮は嗜好品に過ぎないゲームばかり強調するのだろう」と不思議に思われるかもしれませが、実のところ現在のケータイビジネスにおいて、もっとも多くのパケットを使ってくれるのは、実はゲームユーザーであることが多いのです。そう考えれば、新しい900iシリーズで、なぜあそこまでゲームが強調されるのか納得が行くのではないでしょうか。 パソコンに比べて気軽に使える、と考えられがちなケータイですが、実のところ、真に「ユニバーサルサービス」と呼べるケータイサービスは、もはや通話とメールぐらいで、他の付加的なサービスは、何であれほとんどがパレートの法則に則っていると考えられます。つまり、ケータイにおけるビジネスモデルを構築する上では、まずは「上位2割のヘビーユーザー」にターゲットを絞り込んで、事業の「選択と集中」を行うことが重要です。
ということのようです。
携帯ゲームに興味のない私は、ターゲットを写メールとかムービーとかに向けている他社に乗り換えた方がいいのかなぁ。。。。。
TarackBack URL
http://atasinti.chu.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/34
コメントする