February 21, 2004

Blogを書くことの心理的負担とそれを上回る魅力

面白い記事がありました。
Blogを書くことの心理的負担とそれを上回る魅力

毎日のように世の中から膨大な情報を吸収し、それを変換してまた吐き出すという形で知恵の形成に尽くしていることに快感めいたものを感じながらも、いつしかそれが自分のエネルギーを吸い取っている、ということに気づいたのだろう。。
話は逸れるが、数百万人のブロガーが存在し、それぞれがお互いの内容に影響を与え、引用やトラックバックでつながっているという現状は、「人間の知恵」みたいなものがインターネット上にどんどん集積するのみならず、「対話」を通じて新たな知恵が生まれることを可能にしているのかな、と思うときがある。インターネットが自然発生的に人間社会の「ナレッジシステム」を形成している、という見方をしても良い。ただ、こうして毎日のようにBlogを書いたりしていると、自分がこのシステムから何かを得ているというよりは、システムの維持と発展のために自分の時間や知識、思考といった資源を注入しているような気もしてくる。これではまるで、「マトリックス」に描かれた人間がシステムの電池と化した状態ではないか。すると自分は「電波系」ならぬ「電池系」か。

いろいろ書いてありますが、どの部分に共感するか、あるいは反感を覚えるか、によって、”Blog中毒症”の進行度(?)がわかるかも・・・

投稿者 atasinti : February 21, 2004 09:16 AM | トラックバック
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コメント
 

「人間の知恵」みたいなものがインターネット上にどんどん集積するのみならず、「対話」を通じて新たな知恵が生まれることを可能にしているのかな、と思うときがある。」
そういう風になるのが、理想だと思います。

Posted by: ifull : February 27, 2004 05:31 PM
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