鎌倉殿と執権北条氏


鎌倉殿と執権北条氏: 義時はいかに朝廷を乗り越えたか (NHK出版新書 661) | 坂井 孝一 |Amazon

伊豆の地方豪族だった北条氏は、いかに流人時代の頼朝と出会い、源平合戦、幕府草創期を経て、熾烈な権力闘争の末に承久の乱を制したのか。源氏、朝廷側からだけでは見えてこない幕府内の駆け引きや争いの一部始終、複雑極まりない人間関係を、常にその中心にいた時政・政子・義時を軸に生き生きと描きだす。

~ もくじ ~
はじめに
第一章 伊豆国における北条氏
第二章 流人時代の頼朝
第三章 頼朝の幕府樹立と北条氏  第四章 頼朝・実朝政権下の北条氏
第五章 承久の乱と北条氏
おわりに
関係略年表
主要参考文献




これで、、、2007年07月13日以降(5204日)、、、
読んだ本   1133冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 276842ページ(1日平均53ページ)
atasinti – 読書メーター



来年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の予習を兼ねて、北条氏側から見た鎌倉幕府の本を読んでみました。
しかし、北条時政、義時親子以上に面白いエピソードは頼朝さん。
伊豆に流され、伊東祐親の元で暮らしていた頼朝は、祐親が3ヶ月の京に役務に行っている留守中に、祐親の娘八重と関係を持ち息子が生まれる。
京から戻った祐親は激怒し、頼朝の息子は殺害、八重は別の家へ嫁に出し、さらに頼朝も殺しかねない勢い。
祐親の次男の祐親が頼朝にこっそり北条時政の所に逃げるように伝えたため何を逃れた。
ところが北条時政の元で暮らしていて、時政が3ヶ月の京に役務に行っている留守中に、凝りもせず時政の娘政子と関係を持ち娘が生まれる。
時政は祐親のように怒らなかったので後の鎌倉幕府が生まれたんですね。
義時の活躍については、なんとなく姉の政子にうまく使われていたのではないかと思えなくもない・・・
大河ドラマでどんな感じで描かれるのか楽しみ。
しーゆー。

コメントを残す