
Amazon.co.jp: ツイン・アース (集英社文庫) : 小森 陽一
フィンランドでオーロラの観測をするアイノのもとに奇妙なメッセージが届いた。
解析の結果、現れたのはインド洋沖のとある座標。
意を決してそこに向かった彼女は水の球体に飲み込まれ、気が付くと別世界へ。
そこは地球の双子星・Terra‐αだった――。
大自然、移動する街、そして巨大な怪獣。
少しずつ解き明かされる真実は…
~ もくじ ~
極夜
犬を毛で判断しない
鞘が音を立てはじめた
頬がない
ふたつのベリーのよう
茂みから出てくる
寝ている猫の口に鼠は来ない
「前へ!」と、雪の中でおばあちゃんは言った
勇者は濃いスープを飲む
絵本
これで、、、2007年07月13日以降(6461日)、、、
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atasinti – 読書メーター
面白い世界でした。
地球は実は双子星だった。
もうひとつのTerra‐αは地球よりはるかに技術が進んでいる。
その技術で地球(彼らはTerra‐βと呼んでいる)に対してTerra‐αの存在を隠している。
その星は隕石衝突がなかったため、恐竜絶滅も氷河期もなく、いまなお、恐竜のような大型生物が生きている。
そんな巨大生物を始めとした自然に対してその星の人々は「干渉しない」という生き方を選択している。
都市に巨大生物が近づくと都市は透明化し姿を変えて移動し巨大生物が通り抜けるのを待ち、通り抜けた後に元に戻る。
あぁ、だから自然を征服しようとする地球人からは、星の存在そのものを見えなくしているのかな。。。
Terra‐αからはその空にTerra‐β(地球)が見えている。
とそのあたりまではいいんだけど、恐竜だけじゃなく、ウルトラ怪獣が次々と出てくるところはちょっと興ざめ・・・
しーゆー。