「若作りうつ」社会

「若作りうつ」社会 (講談社現代新書)
熊代 亨
講談社
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年の取り方がわからなくなっている人が増えている。
自分の年齢に向き合えない人が増えている。
若くなければいけないと思うあまり、頑張っても頑張っても若さを保てない自分に苦しみ、鬱状態になる人が増えている。
その原因を探ります。

個人的には、アンチエイジングのために自分のやりたいことや食べたいものなどを我慢するというのは、本末転倒だと思っています。
そんな訳で、今日も昼間っからビール(+_+)\(-”-

~ もくじ ~

序 章 年の取り方がわからない
第一章 「若作りうつ」に陥った人々の肖像
第二章 誰も何も言わなくなった
第三章 サブカルチャーと年の取り方
第四章 現代居住環境と年の取り方
第五章 二十一世紀のライフサイクル
終 章 どのように年を取るべきか
あとがき
主な参考文献

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

「子どもに学ばせる内容や、親子の絆を自由にデザインできるようになった」とも言えますし、「親子関係がどれほど歪んでいようとも、他の成人が修正してくれる確率が下がった」とも言えます。(P40)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

私達の平均寿命は大幅に延びましたが、にもかかわらず--いや、だからこそでしょうか--その寿命をどのように命の循環(ライフサイクル)のなかに位置づけ、老いて死んでいく自分自身をどのように意義づけるか、あやふやになっているように見えます。(P182)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2431日)、、、
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book20140308
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