情報立国・日本の戦争

情報立国・日本の戦争 大国の暗闘、テロリストの陰謀 (角川新書)
山崎 文明
KADOKAWA/角川書店
売り上げランキング: 45,259

中国製の機器の部品にバックドアやキルスイッチが仕掛けられている。
アメリカ製のルーターなどにもバックドアが仕掛けられている。
メイド・イン・ジャパンなら安全か、というとその中の部品は中国製だったりする。
世界で繰り広げられている情報戦争。
のほほんとしているのは日本だけ?
((((;゚Д゚))

~ もくじ ~

はじめに-情報立国・日本の、今そこにある危機
第一部 「見えない戦争」の最前線
     -日常のなかの戦争
 第一章 ダイ・ハード4.0は絵空事ではなかった
 第二章 ハッカーに狙われたトヨタのプリウス
 第三章 二年に一度、韓国はサイバー攻撃に襲われている
 第四章 世界で最も危険な検索ツール
 第五章 複合機で機密情報がダダ漏れになっている
第二部 大国の暗躍、テロリストの陰謀
     -米中のパワーゲームと貧者の核兵器
 第一章 アメリカ軍の”リアル”スパイ大作戦
 第二章 スノーデンが暴露したNSAの”深い闇”
 第三章 アメリカも制御不能?史上最悪のウィルス
 第四章 国家予算を搾り取るアメリカのサイバー軍
 第五章 アメリカ軍の最新兵器が中国の偽部品に冒されていた
 第六章 通信機器に忍び込んだ中国と同じ穴のアメリカ
 第七章 アメリカをハッキングする中国の人民解放軍
 第八章 ネットの国家遮断と国民全員監視に踏み出した中国
 第九章 中国のサイバー核兵器が情報網を焼き尽くす
 第十章 謀報で結束するアングロサクソン五カ国
 第十一章 政治結社、過激派を巻き込むロシアのサイバー攻撃
 第十二章 ミニバンが街中を監視する大都市ロンドン
 第十三章 サイバー・ジハードでNY株を暴落させたシリア電子軍
第三部 日本の生存戦略
     -情報安全保障の時代
 第一章 アメリカの新戦略ホワイトリスティング
 第二章 ロシアのサイバー攻撃を分析するNATOの戦略
 第三章 テロ無防備都市TOKYO
 第四章 サイバー犯罪の餌食にされるあナだらけな日本企業
 第五章 日本の大学のパスワードが売られている中国の学生交流サイト
 第六章 エストニアはこうしてサイバー先進国になった
 第七章 ビジネスマンの「サイバー対策七箇条」
 第八章 サーバーテロに強い組織を作る「企業改造三つのススメ」
 第九章 サイバー大戦を生き抜くための「二十一世紀の船中八策」
おわりに-IT衛星中立国という未来

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

サイバーセキュリティーは、個人や企業のレベルでは、高度な知識や多額の費用は必要ない。個人、企業の心構え次第で、セキュリティーレベルは簡単に上げられる。あくまで意識の問題だ。(P183)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

日本では、何かにつけグローバルな人材育成が叫ばれているが、それぞれの国にはエゴがあり、そのエゴを理解したうえで、自国の国益を考慮して交渉に当たれる人材こそが本当にグローバルな人材と言えるのではないだろうか。(P224)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2803日)、、、
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book20150315
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