パナマ文書

パナマ文書 : 「タックスヘイブン狩り」の衝撃が世界と日本を襲う
渡邉哲也
徳間書店
売り上げランキング: 11,466

パナマ文書の分析が今後進むにつれて、何が明確になり、何が変わるのか、どんなところにどのような影響があるのか、とてもわかりやすいです。
まだまだ分析はこれからなので、あくまでもこうなるであろうという予測です。
日本の企業や資産家が日本にきちんと税金を払えば、消費税なんか増税しなくてもいいはず?
ただ、この本に書いてあるような「明るい未来」が本当にくるのかどうかはちょっと怪しいかも。
 
~ もくじ ~

はじめに
第1章 パナマ文書の衝撃
第2章 世界で「タックスヘイブン狩り」が始まる
第3章 パナマ文書で激変する世界情勢
第4章 パナマ文書が暴く「日本の闇」と企業の関係
第5章 日本はパナマ文書をいかに活用すべきか
おわりに

~ なるほどな一文 ~ (リンクはinbookの該当セリフのページ)

テロ3法を含め、日本政府は国際的なテロ規制とマネーロンダリングなどへの対処が遅れていると国際社会から批判を受けてきた。これは民主党政権化での政治的空白と東日本大震災などによる遅れが主要因であるが、日本のメディアがほとんど報じてこなかったことによる国民の認知不足も大きな要因なのだろう。(P191)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはinbookの該当セリフのページ)

しかし、お金が優先順位の最初に来る人がいるのも事実であり、そのような人たちがただ乗り屋になって、世界を荒らしているのも現実なのだろう。それがいわゆる国境のない世界を主導してきた人たち「グローバリストとグローバリズム」の正体だったのであろう。(P204)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(3323日)、、、
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book20160816
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