繰り返された「生前退位」と天皇の正体

繰り返された「生前退位」と天皇の正体 (廣済堂新書)
関 裕二
廣済堂出版 (2016-12-23)
売り上げランキング: 38,452

天皇が譲位(生前退位)の意向を示されたのに、なぜさっさとそれを実行できず、ああだこうだと議論しているのか、なぜ天皇の譲位はすぐに認められないのか、まったくもってわかりません。
もちろん、大昔には権力をわが手に収めたい人が、自分の操りやすい天皇に変えるべく譲位を迫ったり、天皇がみずから譲位して上皇となることで権力を持ったりしたことがあり、明治政府はそれを防ぐために譲位を制度からはずしたんだとは思いますが、現在の天皇において、譲位して自分が権力者になろうと言っているわけではないことは明白だし、今後も自分が操りやすい天皇に変えることで権力者になるなどということができるほどの権威は天皇にはもうないので、サクっと決めちゃえばいいのに。

この本を読んでも、過去の話はよくわかるけど、現在の天皇が譲位することの何が問題なのかは結局わからずしまいです。
 
~ もくじ ~

まえがき
第1章 譲位と天皇
第2章 巫女とヤマトの大王
第3章 なぜ女帝が現れたのか?
第4章 利用される天皇
第5章 天皇はいくつもの顔をもつ
あとがき

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(3466日)、、、
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atasintiさんの読書メーター
 
 
今上天皇も、もう休ませてあげようよ。
しーゆー。
 

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