こころに効く「断捨離」

こころに効く「断捨離」  角川SSC新書 (角川SSC新書)
やましたひでこ
角川マガジンズ(角川グループパブリッシング) (2012-01-10)
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モノのお片づけの有効な方法として一時期さわがれた「断捨離」は、
モノや空間の片づけだけでなく、こころにも効く、
重たくなったこころを軽くすることができる、
いや、そもそも「断捨離」は、自分を軸に、自分にとって要・適・快なのは何かを選択していくことで、こころを軽くし、その結果、モノや空間も片づくと言うものである、という話。

ただ・・・
この本の中に

一見、人生の教訓めいていて座右の銘にしてもおかしくないすばらしい表現にも、曖昧さを感じることがあります。(P68)

という一文がありましたが、この本の内容も、まさにそんな曖昧さを感じてしまう、そんなおとうさんなのでした。

~ もくじ ~ 

はじめに「心を軽くしたい私たち。自分の軸に戻ろうよ!」
序 章 なぜ心は重くなってしまうのか
第1章 いつの間にか、私たちの心は「とらわれている」
第2章 私たちの心が、どれだけブレているのか!?
第3章 今だけを見つめて生きるには?
第4章 心を整理していく断捨離
第5章 命には自分を治癒する力が備わっている
まとめ「心の断捨離は、心のクラター整理術」
おわりに「こころの庭」

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

いつしか私たちは、考えることを他人任せにしていた。すべてではないのでしょうが、きっと大事なところで。
きっと、いくつも。
問題が解決しない責任は、自分にあるのではなく、誰かに押しつけることに慣れてしまっているから。だから、心が片付かなくなっている。
モノも空間も心も片付かないのは、散らかしている自分自身の領域です。(P39)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

時間泥棒は、大量の者たち、そして垂れ流されている情報、そして、しがらみのつきあいでしかない人間関係。さらに、これら三つに、「他人軸」という要素が加わって、初めて”大泥棒”と化すのです。(P131)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1662日)、、、
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