役たたず、 (光文社新書)
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石田 千
光文社 (2013-03-15)
売り上げランキング: 17,249
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石田千さんのエッセイ。
ポンポンポーンと軽やかに言葉が飛び込んできます。
このテンポが心地よい。
そして、どの言葉も角がなく、やさしい。
でも、記憶には残らない?
彼女の文章にとっても愛着を感じるのは、お互いビール好きだから?
~ もくじ ~
Ⅰ やちゃくちゃない日々
Ⅱ 手足、ぶらぶら
Ⅲ 役に座す
あとがき
~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)
忘れない、覚えているというのは、とどのつまり、長所ではない。むしろ陰湿な感情をともなう場面に顔を出し、そのひとを苦しめ、しばりつける。
忘れることは、天然の実力で、努力ではどうにもならない。(P27)
~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)
役にたつというのは、はじめになにかしらの動作、作業が前提にある。それがうまくこなせる、ぴたりとあてはまったときにはじめて、役にたつとなる。本人の問題というより、なにかしらお務めの枠がさきにある。そんなものは、ミニスカートが似合うかどうかと同じくらいの差異と思う。(P223)
これで、、、2007年07月13日以降(2089日)、、、
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