色の秘密

色の秘密―最新色彩学入門 (文春文庫PLUS)
野村 順一
文藝春秋
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私たちは目だけでなく、全身の皮膚で色を感じている。
家も服もその他いろいろな物も、それらの色が私たちの心と体に影響を与えている。
なんとも不思議。

ところで、しつこいくらい何度も、白熱電球がいい、蛍光灯はダメ、という話が出てきましたが、最近流行りのLED電球はどうなんでしょう?白熱電球と比べたらダメなんだろうなとは想像がつきますが、蛍光灯と比べてどうなのか、ちょっと気になります。

~ もくじ ~

はじめに-色は生命なり、力なり
増補の序
Ⅰ 恐るべき色の潜在力
 1 色は無言で仕事する
 2 頭脳と整理にはどうはたらきかけるか
Ⅱ 好む色で分かる基本的性格
 1 色が明かす長所と短所
 2 色をして語らしめよ
Ⅲ 快適生活の色彩術
 1 太陽光が健康をつくる
 2 和室はストレスの解消に最適
 3 色のパワーをこう生かせ
 4 食べ物は色で選ぶとよい
 5 着る色で性格が変わる
Ⅳ 社会を動かす色彩術
 1 色の文化人類学
 2 考察・「侘び」の色彩
 3 色が支配する企業戦略
Ⅴ 色彩は生命の源泉である-むすびに代えて
参考文献

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

私たちがふだん見ている色彩は、目で見えているだけでなく、皮膚でも見ている。皮膚には光センサーがある。よく芸術の世界で「肌で感じる」という表現をするが、つまり、目とか心とかで判断する以前に。皮膚が識別する。色彩に好き嫌いを感じているのは、肌そのものも感じているのである。(P33)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

物も心も”すべては振動である”という物心一元論が成立するのである。
人間の差はそれぞれが独自に持っているスピリットの振動の差である、ということができる。(P241)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2107日)、、、
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book20130417
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