漫画家と読者の素敵な関係?

おっしゃる通りです。

「読者がお金を払わなければ、”あるべき関係性”が結べない」――漫画家・浦沢直樹インタビュー at 2014.12.30

もちろん漫画がタダになったといっても、配信会社が作者にお金を払っています。でも、そこはこの際、関係ないんですよ。僕ら漫画家と読者の間に、「対価を出して購入する」という契約がなければいけないと思うんです。その時初めて、作品に対する敬意だとか、逆に言っちゃえば文句を言う権利だとか、いろんなことが発生するんだけど、そこが無料だったら、何かその、「あるべき関係性」が結べない感じがするのね。問題と言えばそこですよね。

お金を出した人には、どんどん文句を言う権利があると思うんです。だけど、タダで見たんだったらゴチャゴチャ言うなよ、ってことになっちゃう。本当は作家にとってゴチャゴチャ言ってもらうことは、とってもいいことなんだよね。もちろん「面白かった」って言ってもらえればうれしいけど、なけなしのお金をはたいて買って思った意見て、重みが違いますよね。漫画家と読者の立場が、非常に対等な感じがするんですよ。

 
 
ただ、フランスでアーティストとして扱われたっていう話がでてくるけれど、
マンガは「アート」になったらダメな気がするなぁ・・・
 

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