エヴァンゲリオン化する社会

エヴァンゲリオン化する社会 (日経プレミアシリーズ)
常見 陽平
日本経済新聞出版社
売り上げランキング: 32,200

1995年に最初に放送されたエヴァンゲリオンの世界は、その後の日本の労働環境を予言していた、現在の労働社会はまさにエヴァンゲリオンの世界だというお話。
そしてガンダムの世界との対比も。
中々面白い。
けどちょーーっと強引なこじつけの気がします。
自分の説に酔っている感じも少し。
 
~ もくじ ~

まえがき-「エヴァンゲリオン化」とは
第1章 『新世紀エヴァンゲリオン』とは何か
第2章 「逃げちゃ駄目だ」と「僕はここにいていいんだ」の論理
第3章 「私の代わりはいるもの」の論理
第4章 女性の活躍とエヴァ
第5章 「使徒」が襲ってくるかのような世界
あとがき
参考文献一覧

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

そして、この作品と、この後の労働社会の変化について考えたのだった。若者、いや労働者全体に極度に難易度の高い仕事が求められ、人が駒のように扱われ、壊れていく労働社会と重なってみえた。日々。「使徒」のような不気味な存在と闘い続ける、リスク化した社会とも。(P44)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

『機動戦士ガンダム』は昭和の会社員の物語である。新卒一括採用のような形で組織に取り込まれ、途中、葛藤、混乱、摩擦がありつつもその中で成長していく物語だった。(P49)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(3024日)、、、
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book20151022
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