誰が「橋下徹」をつくったか

誰が「橋下徹」をつくったか ―大阪都構想とメディアの迷走
松本 創
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私は橋下徹が政治家になる前から、テレビのバラエティ番組で中身のないことをもっともらしく偉そうに話し、自分に反対する者を大声で罵倒し、間違いを指摘されると話をすり変えたりして自分の間違いを決して認めようとしない、そんな橋下徹が個人的に大嫌いです。
政治家になってからはさらに増長し、偉い俺様がこう言っているのにお前たちはなぜそれがわからないのだ、という態度が目に着いてしかたありませんでした。
なのでなぜ彼があんなにもてはやされたのか不思議でなりませんでした。
彼のような人間は無視するのが一番のはずなのに。
その謎がこの本を読んで解けました。
日本のジャーナリズムはどこへ行ってもうたんや、、、
いやもしかしたら日本には最初からジャーナリズムなんてなかったのかも・・・
 
~ もくじ ~

プロローグ 維新の残り火
第1章 一体化するメディア
第2章 検証しないメディア
第3章 標的になるメディア
第4章 批判できないメディア
第5章 忖度するメディア
第6章 凍りつくメディア
エピローグ 「言論の自由」の意味を取り戻すために
引用文献/参考文献
年表「橋下徹とメディアと大阪都構想」

~ なるほどな一文 ~ (リンクはinbookの該当セリフのページ)

問題は彼らと対峙するメディアの側にある。自分たちが利用されようとしている、利用されているかもしれないことに自覚的になれるか。時に自省し、立ち止まって検証することができるか。(P121)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(3201日)、、、
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