本当はスゴい国?ダメな国?日本の通信簿

本当はスゴい国?ダメな国?日本の通信簿 (ソフトバンク新書)
八幡 和郎
ソフトバンククリエイティブ
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実に多くの視点から日本と海外の主要国を比較。
よく整理されています。
でもでも、、、
客観的な比較と言うよりは、作者の個人的な意見にすぎないように感じてしまう。
もちろん数値データによる比較も数多く出てくるのですが、はじめに結論ありきで、作者の考えに合うデータのみをかき集めたんじゃないか、そんな気がする。
作者が好きな国・嫌いな国がよくわかる本、と言えるかもしれない。
と言っても、それはあくまでも、私の個人的な感想であって、データによる裏付けがあるわけではありません(^^;
なお、評価項目の選び方は中々面白く、すばらしい。

~ もくじ ~ 

まえがき
第1章 政治・歴史
第2章 安全・軍事
第3章 経済・産業
第4章 社会・医療
第5章 環境・エネルギー
第6章 教育・文化
第7章 生活・IT
第8章 世界で最高の国はどこか
あとがき~「日本の評判」の真実
参考文献等

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

議員の出欠率をうんぬんしたり、居眠りしているといって非難する人が多いが、発言の機会もないのに出席していることこそ無駄だと思う。役所や企業の仕事でもおなじことがいえる。(P122)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

もし、この国を人間にたとえるなら、江戸時代の日本は引きこもりのオタクだった。「坂の上の雲」の時代は、新たな人間として生まれ変わり、健気な少年のそれであった。高度成長期は血気盛んな青年にたとえられよう。そして、いまは、ちょっとくたびれた中年か、魅力的で頼りになる壮年になるかの分かれ道にある。(P246)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1579日)、、、
読んだ本   293冊 (1日平均0.19冊)
読んだページ 66567ページ(1日平均42ページ)

読書メーター – atasinti

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