歴史と人生


歴史と人生 (幻冬舎新書) | 半藤 一利 | Amazon


敬愛してやまない海舟さん、漱石さん、荷風さん、安吾さんの生き方。昭和史、太平洋戦争史を調べる中で突きつけられた人間の愚かさ、弱さ。天下国家には関係ないが、ハハハと笑えて人生捨てたもんじゃないと思わせてくれるこぼれ話等々。80冊以上の著作から厳選した歴史探偵流・人生の味わい方。

~ もくじ ~

第一章 歴史とリーダー、そして組織なるもの
第二章 歴史のこぼれ話を拾い集めて
第三章 歌と言葉で大いに遊ぶ
第四章 大好きな漱石先生のこと
第五章 近ごろ思うこと、憂うこと
あとがき
出典著作一覧


~ なるほどな一文 ~

実は、「後の人が歴史からは何も学ばない」ということが歴史の最高の教訓なんです。(P21)


~ もう一つなるほどな一文 ~

情報化時代とは、思考停止の時代であり、奮闘努力したくなくなる時代であり、真に「知る」ことの本質から限りなく遠ざかる時代であるようである。(P195)




これで、、、2007年07月13日以降(4979日)、、、
読んだ本   1088冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 264751ページ(1日平均53ページ)

atasinti – 読書メーター



歴史探偵を名乗り、歴史の話をしているふりしてますが、実は現在の日本の状況がもっとも見えている方なのかもしれない。
しーゆー。

コメントを残す