先生はえらい

先生はえらい (ちくまプリマー新書)
内田 樹
筑摩書房
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世の中の先生はみーんな偉いんだぞ!
という話ではありません。
それぞれの人にとって「師」と呼べる人とはどういう存在なのか、
ということについて、と~っても「わかりにくく」書いてあります。
結局、最後まで、なんで「先生はえらい」のかわからなかったおとうさんですが、
最後にそれでいいのだみたいなことが書いてあって、ますますわからない(笑

ただ一つ、コミュニケーションの本質について、というよりは、人はなぜコミュニケーションを行いたいのかということについて書かれている話については、
「なるほどぉ!」
と叫びたくなるほど目から鱗の話で、よくわかりました。
そう言う意味では、内田先生は私にとっての「先生」の一人なのかも(笑

~ もくじ ~

はじめに
先生は既製品ではありません
恋愛と学び
教習所とF-1ドライバー
学びの主体性
なんでも根源的に考える
オチのない話
他我
前未来形で語られる過去
うなぎ
原因と効果
沈黙交易
交換とサッカー
大航海時代とアマゾン・ドットコム
話は最初に戻って
あべこべことば
誤解の幅
誤解のコミュニケーション
聴き手のいないことば
口ごもる文章
誤読する自由
あなたは何を言いたいのですか?
謎の先生
誤解者としてのアイデンティティ
沓を落とす人
先生はえらい

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

「尊敬できる先生」というのは「恋人」に似ています。(P14)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

理解を望みながら、理解に達することができないという宙づり状態をできるだけ延長すること、それを私たちは望んでいるのです。(P102)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1677日)、、、
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