隠れ貧困

隠れ貧困 中流以上でも破綻する危ない家計 (朝日新書)
荻原博子
朝日新聞出版 (2016-03-11)
売り上げランキング: 656

高い収入を得ている家庭なのに、お金が貯まらないのは・・・・・無駄遣いが多いから。
当たり前のことしか書いていないんですけどね、、、その当たり前のことが意外と難しい。
 
~ もくじ ~

はじめに
第1章 高収入でも貧困が忍び寄る40代
第2章 「隠れ貧困」解消の基本心得
第3章 一見立地な50代を蝕む「隠れ貧困」
第4章 お金の怖さを知る人、知らない人
第5章 「隠れ貧困」対策編 どうしてもお金が貯まらない
第6章 「隠れ貧困」対策編 ローン、借金を減らすには
第7章 「隠れ貧困」対策編 老後資金の不安に答える
第8章 「隠れ貧困」対策編 病気や介護に備える

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(3214日)、、、
読んだ本   712冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 169792ページ(1日平均52ページ)

book20160428
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残念な警察官

残念な警察官 内部の視点で読み解く組織の失敗学 (光文社新書)
古野 まほろ
光文社 (2016-03-17)
売り上げランキング: 22,525

元警察官の著書が、約15年前に立て続けに起こった4つの大きな警察不祥事をもとに、警察官個人にどのような問題があったのか、警察組織の問題にどのような問題があったのか、それはなぜそのような組織になっていたのか、ということを紐といていきます。警察側に少し寄ってる解説のような気もします。しかし、警察内部にいた人でないとわからないことが多々書かれています。
その後改革されたはずの警察ですが、今なお大なり小なり不祥事は続いています。
「だから警察は・・・」と十把一絡げに警察を語っては、”残念な警察官”と同じなのです。
多くの警察官は、良識と両親を持って身を粉にして働いているということをわすれてはいけません。
あれっ、最近どっかで書いたような文章、、、
 
~ もくじ ~

まえがき
序 章 警察不祥事の読み方
第1章 桶川事件 ~警察署が機能不全に陥るとき~
第2章 神奈川事件 ~本部長独裁の下で~
第3章 新潟事件 ~社会と市民からの遊離~
第4章 石橋事件 ~共感力と想像力の欠如~
終 章 市民の視点、警察の視点

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(3211日)、、、
読んだ本   711冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 169560ページ(1日平均52ページ)


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ナースのぶっちゃけ話

患者さんには絶対聞かせられない ナースのぶっちゃけ話
みずさわ じゅん
彩図社 (2015-11-10)
売り上げランキング: 203,424

病院内での暴露話。
((((;゚Д゚))

でも、こうした話はほんの一部のドクターやナースの話であり、多くのドクターやナースはまじめにそして身を粉にして働いているということを忘れてはいけない。
 
~ もくじ ~

はじめに
第1章 ドクターの裏事情
第2章 隠蔽工作はお手のもの
第3章 ナースの怖ろしい実態
第4章 困った患者さんたち
第5章 押し寄せるモンスターファミリー
おわりに

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(3205日)、、、
読んだ本   710冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 169312ページ(1日平均52ページ)


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誰が「橋下徹」をつくったか

誰が「橋下徹」をつくったか ―大阪都構想とメディアの迷走
松本 創
140B
売り上げランキング: 40,673

私は橋下徹が政治家になる前から、テレビのバラエティ番組で中身のないことをもっともらしく偉そうに話し、自分に反対する者を大声で罵倒し、間違いを指摘されると話をすり変えたりして自分の間違いを決して認めようとしない、そんな橋下徹が個人的に大嫌いです。
政治家になってからはさらに増長し、偉い俺様がこう言っているのにお前たちはなぜそれがわからないのだ、という態度が目に着いてしかたありませんでした。
なのでなぜ彼があんなにもてはやされたのか不思議でなりませんでした。
彼のような人間は無視するのが一番のはずなのに。
その謎がこの本を読んで解けました。
日本のジャーナリズムはどこへ行ってもうたんや、、、
いやもしかしたら日本には最初からジャーナリズムなんてなかったのかも・・・
 
~ もくじ ~

プロローグ 維新の残り火
第1章 一体化するメディア
第2章 検証しないメディア
第3章 標的になるメディア
第4章 批判できないメディア
第5章 忖度するメディア
第6章 凍りつくメディア
エピローグ 「言論の自由」の意味を取り戻すために
引用文献/参考文献
年表「橋下徹とメディアと大阪都構想」

~ なるほどな一文 ~ (リンクはinbookの該当セリフのページ)

問題は彼らと対峙するメディアの側にある。自分たちが利用されようとしている、利用されているかもしれないことに自覚的になれるか。時に自省し、立ち止まって検証することができるか。(P121)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(3201日)、、、
読んだ本   709冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 169088ページ(1日平均52ページ)


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眠れないほどおもしろい百人一首: あの歌に“驚きのドラマ”あり!

小倉百人一首の選者、藤原定家が「ボクは~と思うんだ」とか「~だよね」という現代口語体で、一人称で百人一首の各歌の解説を行なっているわけなんだけど、口語体の文章というのは分かりやすいようで実は読みにくいんだよね。
それに藤原定家が語っているはずなのに、後の時代の人物の評に文句を垂れていたりするというのは、ボクはおかしいと思うんだ。
タイトルには「眠れないほどおもしろい」とあるけれど、ちっとも面白くはなくて、その辺の百人一首の解説書となんらかわらないどころか、むしろこの口語体が読みにくくしているだけなんだ。
話し言葉と書き言葉はやっぱり違うんだね。
内容的には、それぞれの歌の作者のこともこの歌を詠んだ時代背景も歌の技巧も一応全部押さえているから、中学生の夏休みの宿題用にはいいかもしれないね。でもこの口語体の文章はそのままコピペしてレポートに書けないから、やっぱり中学生の夏休みの宿題用には向かないかな。
ちょっと技巧の話に偏っている感じもしたなぁ。
っとこの本の文体に似せて書いて見たけど、キミはどう思う?
 
~ もくじ ~

はじめに・・・『百人一首』には人間ドラマのすべてがある!
1章 厳選! あの「有名歌人」たちの”究極の一首”
2章 心ときめく! 雅でドラマチックな恋の歌
3章 百花繚乱! 宮廷女房の華やかな知性薫る歌
4章 ”意外な背景”あり! 知れば知るほど面白い歌
5章 恋を失ったとき・・・涙とともに味わう歌
6章 これぞ名歌! 匠たちの”技巧”に酔いしれる歌
7章 春夏秋冬・・・色とりどりの”四季”を堪能する歌
8章 しみじみと”人生の奥深さ”を味わう歌

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(3193日)、、、
読んだ本   708冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 168832ページ(1日平均52ページ)

book20160408
atasintiさんの読書メーター
 

2016年3月の読書のまとめ

3月はなんとか目標の2000ページ超!

2016年3月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2195ページ
ナイス数:0ナイス

フジテレビはなぜ凋落したのか (新潮新書)フジテレビはなぜ凋落したのか (新潮新書)
読了日:3月31日 著者:吉野嘉高
女子高生アイドルは、なぜ東大生に知力で勝てたのか? (講談社現代新書)女子高生アイドルは、なぜ東大生に知力で勝てたのか? (講談社現代新書)
読了日:3月26日 著者:村松秀,五月女ケイ子
学校では教えてくれない日本史の授業 謎の真相 (PHP文庫)学校では教えてくれない日本史の授業 謎の真相 (PHP文庫)
読了日:3月22日 著者:井沢元彦
日本は本当に戦争する国になるのか? (SB新書)日本は本当に戦争する国になるのか? (SB新書)
読了日:3月15日 著者:池上彰
ANAが大切にしている習慣 (扶桑社新書)ANAが大切にしている習慣 (扶桑社新書)
読了日:3月11日 著者:ANAビジネスソリューション
ジャズとエロス (PHP新書)ジャズとエロス (PHP新書)
読了日:3月9日 著者:牧山純子
世界は邪悪に満ちている だが日本は……。 (WAC BUNKO 230)世界は邪悪に満ちている だが日本は……。 (WAC BUNKO 230)
読了日:3月7日 著者:日下公人,高山正之
アメリカの鏡・日本 完全版 (角川ソフィア文庫)アメリカの鏡・日本 完全版 (角川ソフィア文庫)
読了日:3月3日 著者:ヘレン・ミアーズ

読書メーター
book201603-1
 
ここ2年間の読書量の推移

book201603-2
book201603-3
 
読書メーターに登録した2007/7以降の月別1日当りの平均読書ページ数の推移

book201603-4
 

フジテレビはなぜ凋落したのか

フジテレビはなぜ凋落したのか (新潮新書)
吉野嘉高
新潮社
売り上げランキング: 582

元フジテレビ社員の著者が語るフジテレビの栄枯盛衰。
マンモスの牙の例えは中々面白い。
牙を大きくしていくにつれ、牙は内側に向き、武器としての機能を失ってしまった。
フジテレビだけではなく、どんな企業にも当てはまることです。
 
~ もくじ ~

はじめに
第一章 「社風」と命運を分けた「社内改革」
第二章 「フジテレビ村」の誕生と黄金期
第三章 衰退の兆しとライバルの猛追
第四章 お台場の甘い罠と王座奪還
第五章 時代を逆走して転落
第六章 フジテレビは”復活”できるのか?
おわりに
主な参考文献

~ なるほどな一文 ~ (リンクはinbookの該当セリフのページ)

社内のコミュニケーションはいつも上手くいくとは限らない。ちょっとした警戒感から人と人との間に生じた”壁”を乗り越えるため、顔を見て本音で話し合える”場”を日本企業は意識的に作ってきた。その”場”こそが、モノづくりを下支えし、ボトム・アップのイノベーションを推進するのである。(P216)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(3185日)、、、
読んだ本   707冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 168541ページ(1日平均52ページ)

book20160331
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女子高生アイドルは、なぜ東大生に知力で勝てたのか?

女子高生アイドルは、なぜ東大生に知力で勝てたのか? (講談社現代新書)
村松 秀 五月女 ケイ子
講談社
売り上げランキング: 48,465

日本の教育になにが欠けていたのかがよーーーくわかります。
知識も大事だけど、育てないといけないのは知力。
この本では「グルグル思考」を行なうことが重要で、以下の7つの力が大切と謳っています。
・疑う力
・ずらす力
・つなげる力
・寄り道する力
・あさっての方を向く力
・広げる力
・笑う力
この中で日本の教育は特に「寄り道する力」や「笑う力」を忘れているように思います。
こうした教育が学校で行なわれるようになれば、子どもたちはもっともっと学校が好きに、勉強が好きになるんじゃないでしょうか。
私はこの番組も「すイエんサーガールズ」もまったく知りませんでしたが、こんな面白い番組をやっていたんですね。
 
~ もくじ ~

はじめに
第1章 知力の格闘技!大番狂わせ!すイエんサーガールズ vs. 東大生
第2章 疑う力
第3章 ずらす力
第4章 つなげる力
第5章 寄り道する力
第6章 あさっての方を向く力
第7章 広げる力
第8章 笑う力
第9章 知力の格闘技!下剋上伝説 すイエんサーガールズ vs 京大・北大生
第10章 知録の格闘技 全国大会! 「天下」を取ったのはどのチームか?
あとがき

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(3180日)、、、
読んだ本   706冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 168317ページ(1日平均52ページ)

book20160326
atasintiさんの読書メーター
 

学校では教えてくれない日本史の授業 謎の真相

学校では教えてくれない日本史の授業 謎の真相 (PHP文庫)
井沢 元彦
PHP研究所 (2016-02-03)
売り上げランキング: 27,469

歴史は面白い、とっても面白い!
なのに、年号を覚えろとか言うから学校の社会はまったくもって無機質でつまらないものになってしまうんだ、、、
 
~ もくじ ~

「山本勘助と真田幸村」-まえがきに代えて
第一章 大極殿のクーデター -日本の主権者を決めた最終戦
第二章 柿本人麻呂はなぜ正史に登場しないのか
第三章 親鸞、道元の教えはなぜ広まったか
第四章 軍師・山本勘助の実在否定の謎
第五章 竹田信玄の謎に包まれた上洛ルート
第六章 織田信長はそのときなにを見たか
第七章 秀吉を支えた参謀・半兵衛と副将・官兵衛
第八章 明智光秀謀反の影に帝の姿が!
第九章 太閤秀吉の墓をめぐるストーリー
第十章 絢爛たる戦国の終焉、大坂城
第十一章 四十万石を投げ出したお殿様、加藤明成
第十二章 「水戸黄門」はいかにしてつくり出されたか
第十三章 使い捨てられたテクノクラート大久保長安
第十四章 大久保はなぜ西郷と袂を分かったのか

~ なるほどな一文 ~ (リンクはinbookの該当セリフのページ)

では、ほんとうのところはどうかといえば、「宣伝しないものは存在しない」の方が正しいのです。(P93)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(3176日)、、、
読んだ本   705冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 167997ページ(1日平均52ページ)

book20160322
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日本は本当に戦争する国になるのか?

日本は本当に戦争する国になるのか? (SB新書)
池上 彰
SBクリエイティブ
売り上げランキング: 18,780

池上彰さんによる、安保関連法の説明。
賛成、反対それぞれの意見と池上さん自身の意見。
また各新聞紙がどのような取り扱い方を行なったのかも説明されていますが、賛成派の新聞は賛成意見ばかり取扱い、反対派の新聞は反対意見ばかり取り扱っているという日本の新聞社の状況は実に嘆かわしい。これでは、ますます新聞から人々が離れていってしまうということがわからないのだろうか、、、
 
安倍首相は、おじいさんの岸元首相の後を継ぎ、おじいさんがなしえなかったことを自分がやり遂げたと思っているのかもしれませんが、安倍政権がやっていることは、実際はすべてアメリカの手のひらの上でころころ転がされているだけ。

これ以上、安倍政権にやりたい放題やらせないためにも、次の選挙はみんなが考えないといけない。
 
~ もくじ ~

はじめに-根拠なく不安がるのではなく、きちんと考える
序章 賛成派と反対派、噛みあわなかった議論
1章 「安保法案」は「憲法違反」って、どういうこと? -憲法解釈について
2章 「安保関連法」っていったいなに? -10の法律改正と一つの新法について
3章 「安保法制」と中国 -中国の脅威にどう対処するか
4章 「安保関連法」はアメリカのいいなり? -国際社会での信頼について
5章 政治運動の新潮流が起きた -若者による反対運動
6章 戦後の安全保障政策の大転換って、どういうこと? -これからの自衛隊について
7章 「安保関連法」と「安保条約」との関係は? -安保条約の誕生と変遷について
おわりに-憲法を、民主主義を私たち一人ひとりが考える
巻末資料1 日米安保条約 全文
巻末資料2 旧日米安保条約 全文
巻末資料3 安保関連法閣議決定

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(3169日)、、、
読んだ本   704冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 167638ページ(1日平均52ページ)

book20160315
atasintiさんの読書メーター