廣済堂出版
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ボブ・ディランが今年のノーベル文学賞を受賞したが、まったく連絡がつかないということがニュースになっています。
それはしかたないかもしれませんね、だってノーベル文学賞もそしてそれを受けることも、まったく「ロック」じゃないから。
でも、それならそれで「そんなものいらない」となぜ言わないのかって?
それはボブ・ディランがボブ・ディランだからなのでしょうか。
過去にノーベル文学賞を辞退した人にはジャン=ポール・サルトルがいるようです。彼は自分は文学者ではなく哲学者だから辞退したそうです。
しかし、ノーベル賞と言うのは、受賞後にホールで講演をしないと賞金はもらえませんが、受賞そのものを拒否することは実はできず、いやでも受賞者としてずっと名前が記録されるという話もどこかで読んだような・・・
さて、私自身にとってのロックは、The Beatles、The Rolling Stones、Deep Purpleといったブリティッシュ系ロックだったり、CreamやDerek and the Dominos時代のEric ClaptonやJimi Hendrixといったブルース系ロックだったので、ボブ・ディランはまったく聴いていませんでした。
なのでボブ・ディランはよくわかりません。
そんなボブ・ディランのことがこの本を読んでよくわかったかというと、よくわからない人であるということがよくわかったという感じでしょうか。
やっぱり、ミュージシャンは音楽を聴いてみないとわからないよね。
~ もくじ ~
まえがき
第1章 ボブ・ディランの現在地
第2章 ボブ・ディランのルーツ
第3章 ボブ・ディランのつくり方
第4章 エレクトリック・ディランの内側
第5章 ディラン伝説の解体法
第6章 ボブ・ディランの入り口
ディスコグラフィー
あとがき
これで、、、2007年07月13日以降(3394日)、、、
読んだ本 758冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 181478ページ(1日平均53ページ)
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