デジタルは人間を奪うのか

デジタルは人間を奪うのか (講談社現代新書)
小川 和也
講談社
売り上げランキング: 33,426

電気製品に関わらず、身の回りのあらゆるものがインターネットに繋がる世界がすぐそこまで来ている。
そんな近未来における光と影を考えます。
こんな便利な世界がやってくるけど、一方でこんな危険が待ち受けているというお話。
でも、さらにそこから一歩踏み込んでいるわけではなく、特に目新しい内容はない・・・
ひろーく、うすーく、、、

あっ、こっから先は自分で考えなさいってことですね!

~ もくじ ~

はじめに
序 章 デジタルの船からは、もはや降りられない
第1章 デジタル社会の光と影
第2章 モノのネット化で変わる生活
第3章 ロボットに仕事を奪われる日
第4章 仮想と現実の境界線が溶ける
第5章 脳と肉体にデジタルが融合
第6章 「考える葦」であり続ける
終 章 デジタルは人間を奪うのか
おわりに
主な参考文献および動画

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

自動車が自動的に運転されることになれば、それは完全に単なる移動手段となり、運転することの娯楽性は存在しなくなる。人間が自分で自動車を運転する楽しさというものは、安全や利便性とのトレードオフとして、なくなってしかるべきものなのだろうか。(P83)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

端的に言えば、「情報」はメディアなどを通じて発信者から受信者へ伝達されるある物事の内容や事情に関する知らせで、「知識」はその情報などを認識・体系化することで得られるものである。さらに「思考」は、その知識や経験をもとに何らかの物事についてあれこれ頭を働かせることである。これらの言葉を曖昧に使っていると、大いなる勘違いを招く。(P175)

これで、、、2007年07月13日以降(2674日)、、、
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book20141106
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