死刑執行人サンソン ―国王ルイ十六世の首を刎ねた男 (集英社新書)
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安達 正勝
集英社
売り上げランキング: 2,990
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ルイ十六世とマリー・アントワネットの首を刎ねたシャルル・アンリ・サンソン。
サムソン家がなぜ死刑執行人になったのか、そして4代目のシャルル・アンリ・サンソンは何を考え、何を望み、どんな一生を送ったのか。
教科書には出てこない、フランス革命の一つの側面がそこにある。
~ もくじ ~
序 章 呪われた一族
第一章 国王陛下ルイ十六世に謁見
第二章 ギロチン誕生の物語
第三章 神々は渇く
第四章 前国王ルイ・カペーの処刑
終 章 その日は来たらず
あとがき
註
サムソンの『回想録』について-主要参考文献
~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)
そして、シャルル-アンリにはわかっていたのである。人間の自然の感情に対しては論理の力は無力であることを。敵を殺した兵士は称えられ、相手を殺した決闘者は許されるけれども、処刑台で人を殺す死刑執行人は恥辱でおおわれ、忌み嫌われるのがこの世の習いなのだということを。(P46)
これで、、、2007年07月13日以降(2292日)、、、
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