母という病

(017)母という病 (ポプラ新書)
岡田 尊司
ポプラ社
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「母という病」というタイトルを見たとき、母親でいることに疲れ、育児うつになったおかあさんの話かと思いましたが、まったく反対の話でした。
母親に愛されなかったことで普通に生きられなくなってしまった人、あるいは逆に母親が過剰に支配することで母親の存在そのものが病の原因になってしまった人、そんな人たちのお話。
発症は大人になってからのケースもある、むしろその場合は重症、、、
うーん、共働きで1歳から保育園通いだったうちの子らは大丈夫だろうか・・・

~ もくじ ~

序章 母親という十字架に苦しんでいる人へ
第1章 「母という病」に苦しむ人たち
第2章 生きづらさの根っこには
第3章 残された傷痕
第4章 不安定な母親に振り回されて
第5章 自分しか愛せない母親とその人形たち
第6章 生真面目な母親の落とし穴
第7章 「母という病」を克服する
おわりに

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

大事なのは、百点を求めないこと。百点を求めていたら、九十九点でも不幸になってしまう。それは、人を不幸にする考え方だ。
では、どうしたらいいのだろう。答えは、百点ではなく五十点で満足するということだ。百点が一番いいのではない。五十点くらいが、人間らしくて一番いいと、発想を切り替えることだ。五十点で満足できると、人生はずっと楽になる。六十点だったら、上出来だと思おう。百点なんて、不自然だ。(P281)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2402日)、、、
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book20140207
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