住んでみたヨーロッパ 9勝1敗で日本の勝ち

住んでみたヨーロッパ 9勝1敗で日本の勝ち (講談社+α新書)
川口 マーン 惠美
講談社
売り上げランキング: 173

長年ヨーロッパ(ドイツ)に住んでいる著者が見たヨーロッパと日本。
タイトルでは9勝1敗で日本の勝ちとなっておりますが、ほとんどはどちらがいいとも悪いとも言えないものです。
でも住んでいる人にしかわからないことも多く、いろいろと参考になります。

日本人よ、日本人であることにもっと誇りを持て!

~ もくじ ~

まえがき-日本人にはサッカーより野球が向いている
第1章 泥棒天国ヨーロッパ
第2章 エアロビのできないドイツ人
第3章 不便をこよなく愛すノルウェー人
第4章 スペインの闘牛と日本のイルカ漁
第5章 ケルンの地下鉄工事と池袋の道路工事
第6章 日本の百倍ひどいヨーロッパ食品偽装
第7章 日本的になったドイツの宗教事情
第8章 歴史の忘却の仕方-ヨーロッパとアジア
第9章 奴隷制度がヨーロッパに残した「遺産」
第10章 歌舞伎と瀕死のオペラを比べて
第11章 同性愛者が英雄になるヨーロッパ
第12章 「移民天国」か「難民地獄」か
第13章 EUはローマ帝国になれるのか
終 章 劣化するウィーン・パリ・フランクフルト vs. 進化する東京
あとがき-ヨーロッパのジャポニズムはいまも健在

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

生まれて、生きて、死ぬまでの時間は、本当は一瞬ではないか。なのに、なぜ私たちは怒ったり、憎んだり、苦しんだりしているのだろう。雄大なフィヨルドのなかで、私の存在はさらに小さくなっていく。(P46)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

騙すほうが悪いということに議論の余地はないが、違いさえわからなかった人が、偽物を食べさせられたと怒るのは、何か滑稽だ。(P94)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2662日)、、、
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