オリーブの罠

オリーブの罠 (講談社現代新書)
酒井 順子
講談社
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「オリーブ」という女性向けのファッション雑誌がどんな雑誌だったのか、そしてその読者はどんな人たちだったのか、ということが語られています。
おとうさんは手にとったこともない雑誌であり、「リセエンヌって何?それ、食べられるの?」って感じですが、そういえば、あの職場のあのちょっと変わった雰囲気の女性は元オリーブ少女だったのかもと考えれば、なんとなく納得できる気がしてきました。

~ もくじ ~

序 章 『オリーブ』誕生
第一章 オリーブ伝説の始まり
第二章 リセエンヌ登場
第三章 『オリーブ』と格差社会
第四章 『オリーブ』とファッション
第五章 オリーブ少女の恋愛能力
第六章 オリーブ少女の未来=現在
終 章 オリーブの罠

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

我が国においてマスの人気を得るには、それが何であっても多少のヤンキーテイストすなわち「ダサさ」を混ぜ込まなくてはならないということは、ヤンキー研究が進んだ今となってはよく知られているセオリーです。(P51)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

今や「かわいいおばあさん」でなければ、優しく介護もしてもらえないわけで、私たちは一生、「『かわいい』と言われなくてはならない」というプレッシャーとともに生きなくてはなりません。(P127)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2717日)、、、
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book20141218
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